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爽やかな青天に恵まれた昨日、上野で開催されている
『バルテュス展』と『栄西と建仁寺』展を見に行きました。
緑の日は上野動物園が無料とあって、家族連れを含め
大勢の人で賑わっていました。
まずは東京都美術館で開催されている『バルテュス展』
オブジェが可愛い
バルテュス(1908~2001)はパリ生まれ。
ピカソも認めた孤高の画家です。晩年を支えたのは日本人妻。
日本の絵画や歌舞伎に影響された作品も有りました。
作品展示は勿論、彼のアトリエの再現や馴染みの品なども
展示してあり、実際に好んで着用していた交友のあった勝新太郎さんが
送った着物が印象的でした。 座頭市風の色合いでした。
作品は何とも言えない不思議な構成。不自然でいて
幾何学的、独特のバランス感覚。
一番美しいとされた危うさ漂う「少女」と側にいる「ねこ」が
神秘的だけれども挑発的。
う~~~ん。不思議ちゃんの世界でした。
購入したポストカードは落ち着いた色合いの風景画にしました。
一度に2か所は疲れますが、すぐそばに東京国立博物館があるので、
沿道の花々を楽しみながら歩きます。(実は交通費節約)
中に入ると、今まで入ることが出来なかった「表慶館」に入る事が
できました。 「キトラ古墳」や「飛鳥時代」に関する展示でしたが、
本館で開催されている「キトラ古墳壁画」が大人気で、
テーマパーク並の入場制限大行列
東京へ持ち出せるのはこれが最後で、
これからは吉野に行かないと見れないからでしょうか
帰る頃もまだ行列でした。
今日は凄い人で、びっくりしたにゃぁ~
私は『栄西と建仁寺』だったので、すんなり入場。
それでも中は大混雑でした。
禅宗やお茶の祖として茶を広めた栄西は、今年が800年の遠忌。
栄西は記憶力を驚異的に高める厳しい修行をしたため
身長が12センチ伸びるとともに、頭も伸びたそうです。
凄い修行だ
見どころは茶道の原形、四頭茶会の再現と、海北友松の雲竜図。
個人的には大好きな伊藤若冲の雪梅雄鶏図。
でも、なんと言っても5年ぶりに東京に参上
建仁寺所蔵、俵屋宗達の最高傑作
国宝「風神雷神図屏風」(17世紀)
実は落款がないそうですが、この気迫に満ちた大胆で
躍動感溢れる作品は宗達ならではのものなのでしょう。
髪の一本一本まで近くで見ることができました。
そして18日まで、常設展で博物館所蔵の尾形光琳作
重文「風神雷神図屏風」(18世紀) も見ることができます。
どちらも、本物は圧巻です。
おまけ、我が家の「風神雷神図屏風」
ちょっと、珍しいかも・・・ (^-^)
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