まったりしましょ♪

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2009年04月14日
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カテゴリ: 小説

『薄紅天女』荻原規子


薄紅天女

「東から勾玉を持った天女が来て、滅びゆく都を救ってくれる」
病んだ兄の夢語りに、胸を痛める皇女苑上。
だが「東」の国坂東で、いにしえから伝わる明の勾玉を輝かせたのは、
蝦夷の巫女の血を引く少年阿高だった。
物の怪の跳梁する都へと足を踏み入れた阿高と仲間たち。
そして苑上と阿高が出会ったとき、神代から伝わる最後の「力」は…?
“闇”の末裔の少年と“輝”の末裔の皇女が織りなす、
「最後の勾玉」の物語。


以上解説






「空色勾玉」「白鳥異伝」では出てこなかった
明の勾玉のお話。


前作同様、読んでいると
この世界にどっぷりハマってしまいます。

分厚いし、文字も多いけれど読みだしたら気にならない。



今回は友情や自分探しがテーマですね。

恋愛はおまけみたいなもの。


序盤では、藤太と阿高の二連の話で始まり
中盤で皇女・苑上の話になり
それからみんなで行動をするようになる。

この時代は、移動手段が自分の足しかないから
旅物語っぽくなる所もあるけれど
その旅で、みんながそれぞれを知り
きずなが深まっていく旅になる。



藤太と阿高の二連もいいけれど
私はやっぱり皇女・苑上が好き。


皇女であるのに、自分の想い、自分で行動して
とても心の強い女の子。

前作でもいえるように、萩原さんは
元気な女の子が好きなんでしょうね。



『更級日記』『古事記』などを上手くヒントに
ほんとにあったお話のように書いていて
元になった話とかも興味がわきます。



三部作の完結編という事で
ラストもとてもよくまとまっていたと思います。



勾玉三部作の中では
一番恋愛色が強かったこちらが一番好き

白鳥異伝








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私 的 評 価
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最終更新日  2009年04月14日 15時16分47秒
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