今日のまとめ
GDPの数字は予想より強かった
消費者物価指数、生産者物価指数の騰勢は若干衰えた
小売り売上高は頭打ちの印象がある
不動産価格の高騰が懸念要因
GDP
第1四半期のGDP成長率は+11.9%でした。これはコンセンサス予想を若干上回っており、一部には「GDP成長率が高すぎ、景気過熱を示唆している」との声もありますが、私はGDPの数字だけでは過熱しているかどうか判断しかねると思います。
銀行融資
次に中国の3月の銀行融資はコンセンサスの7500億人民元を大幅に下回る5107億人民元でした。

今年通年での銀行融資枠は7.5兆人民元であり、去年の9.6兆人民元より21.9%少なくなっています。また1月から3月までの実績は2.6兆人民元で年間枠の費消率は34.6%です。
物価
3月の生産者物価指数は+5.9%、消費者物価指数は+2.4%でした。これは市場予想より若干低い数字で、今月の一連の経済データの中でも特に歓迎すべきニュースです。

鉱工業生産
一方鉱工業生産は+18.1%でした。トレンドラインに沿った回復のペースを維持しているとみることができると思います。

小売り売上高
小売り売上高は+18.0%です。若干、頭打ちの印象があります。

不動産価格
3月の全国不動産価格は前年同期比+11.7%と2005年7月以来、最も高い上昇率を示しました。上でみた消費者物価指数ならびに生産者物価指数の騰勢は若干衰えており、良い方向に向かっているわけですが、不動産価格だけは未だ警戒を緩める事ができないと言えます。
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