2012年07月11日
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今日のまとめ

  1. 物価は市場予想より低い伸びだった
  2. 先週の政策金利の引き下げは未だ不十分
  3. 6月の輸入は特に低い伸びだった
  4. いずれそれは輸出にも影響を及ぼす

物価

中国の6月の消費者物価指数は+2.2%でした。コンセンサス予想は+2.3%ですので、それを下回りました。因みに5月は+3.0%でした。

一方、生産者物価指数は-2.1%でした。コンセンサス予想は-2.0%ですので、それより下落幅が大きかったことになります。因みに5月は-1.4%でした。

中国の物価(%、国家統計局)

中国経済はこのところ著しく減速しており、景気に活を入れるためには思い切り政策金利を低くすることが望まれます。

それを受けて中国人民銀行は先週、1年物預金金利を0.25%引き下げ3%としました。しかし今回の消費者物価指数が+2.2%だったので、未だ1年物預金金利より消費者物価指数が0.8%低い状態になっています。

それは言い換えれば先週の利下げでも未だ十分ではないと言うことです。

貿易統計

中国の6月の輸入は前年比+6.3%の1,484.8億ドルでした。これは市場予想のほぼ半分の伸びにとどまりました。

一方6月の輸出は前年比+11.3%の1,802.1億ドルでした。こちらは先月に続いて2カ月連続で二桁台の成長でした。

中国の輸入と輸出(10億ドル、中国税関総局)

輸入の伸びが低かったことは中国の加工輸出業者が海外の需要に対して用心深いスタンスを取っている事を示唆しています。それはいずれ輸出の伸びの鈍化という形で統計に表れて来ると思います。

いずれにせよこの程度の輸入ならびに輸出の伸びでは+8%前後のGDP成長率を維持するのはかなり難しいと思います。

中国の輸入(赤)と輸出(青)の前年同期比変化率(%、中国税関総局)

6月の低い輸入の伸びはいずれ輸出にも反映されるものと思われます。






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最終更新日  2012年07月18日 15時58分45秒


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