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両親のことを考えて、知識を備えたい気持ちからのスタートだった。
何の資格も無かったけど、市が年に数回無料で行なっている従事者研修があると知り、迷いなく受けた。
その後応募した仕事は、訪問介護で生活援助のヘルパー。
その研修では身体介護は不可だったから、選べる仕事は限られていた。
採用してもらえたものの、すぐに利用者さんは担当できなくて(事業所に依頼が無かった)、時々事務員としてサ責さん(サービス提供責任者)のお手伝いをすることに。
正直軽い気持ちで始め、徐々に慣れていこうと思っていたけど、サ責さんがケアマネさんと電話で話している内容や、処理している作業を見ていると圧倒されてしまった。
サ責さんに聞くと、毎日のように残業しているとのことで、休日出勤も珍しくなく。盆正月だろうが、利用者さんの体調次第で休まる時が無いと。
何故そんな過酷なお仕事を続けられるんですか?と聞くと、「人が好きだから!」
私より若いサ責さん、笑顔でそう言った。
あぁ、この人のためにお役に立ちたい…!
ヘルパーも事務のお手伝いもしっかり頑張って、サ責さんに喜んでもらえるように頑張ろうと誓った。
2ヶ月ほど経った、事務お手伝いの日。
「私、辞めることになった。ごめんね!」
「でも、介護職は辞めないよ、好きだから」
凄くショックだったけど、残業も可哀想だったし、過酷過ぎたので引き止められなかった。
ほどなくして私はヘルパーデビューした。
週に1日1時間の支援。
介護職へのより深い知識を得たいと思い、実費で介護福祉士実務者研修の資格を取得した。
気がつくと仕事を始めて1年以上経っていた。
実務者研修取得後には、身体介護の経験も欲しくてWワークを考えたこともあったけど、親の介護も気がかりだし、自身の坐骨神経痛や更年期がひっかかり前へ進めずにいた。
久しぶりにハローワークのインターネットサービスで介護関係の検索していると、自宅近くの事業所で事務員の募集を見つけた。
実を言うと、今の職場に応募する前に一度コンタクトを取った事業所だった。
私の都合で辞退したが、その際の返答が申し訳ないほど丁寧で担当者の方の人柄を感じた。
「またご縁あれば、ぜひこちらで働かせてほしいな…」
強く思った後、決定したようで求人は無くなっていた。
たまたま検索して
掲載日が昨日だったことで「導き?」と感じてしまう。
更新されただけかもしれないのにね。
目の前に真っ白の履歴書。
Wワークを決意。
身体介護ではなく、事務の仕事。
なんで?と葛藤が無かった訳でもないけど
まだここから先にも可能性があるから。