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氷河期オタクの遊佐です。暇な時に、インスタグラムを時たま見ます。私はオタクですが、いっぱしにインスタでは、オシャレなコーディネートをしている人や、綺麗な家に住んでる人、絵になるお店などを見ています。そして、見ては「自分と全然暮らしや生き方が違うな…ほんとに同じ人類なのか?」と思ったりします。私の家は、一部は表面的にすっきりシンプルにしていますが、物置状態に陥っている部屋や、カオスな収納など、暗黒地帯もけっこうあって、人が来ても通す部屋は限られたりしてます。しかしインスタの世界には暗部はなく、現実とかけ離れたものを感じます。私は(こういうフォロワーが多いおしゃれな人は、何かのエリートだから、きっと人口としてはごく少ないはずだ…大半の人は、自分ぐらいか、自分より少しマシな程度に違いない)と思って自分を納得させていました。「おしゃれは7、8割でいい」地曳いく子著この本で著者は、インスタなどのキラキラした世界は、ムーミン谷みたいなもので、一種の桃源郷のような架空の世界と心得よという。捉え方は私とは少し異なるが、どちらも「ネットの情報はマトモに受けないようにする」ということだ。この本は2019年刊と少し前に書かれたものだが、この本が出る少し前あたりから、おしゃれをするどころか、考えることにすら疲れた、という人が現れだしたらしい。以前は、ファッションはジャンルが分かれていて、自分と違うテイストの人には関心もなくダメ出しもしない、というのが一般的だった。今はそういうジャンルの垣根がなくなっているし、年代で着るものがガラッと変わることもない。オンとオフも、ハレとケもない。全世代の人々が入り交じって、お互いに批評しダメ出しし合う。その結果、全方位にハードルが上がり、常に気を抜く時間がなく、なんとなくいつでもどこでもずっとオシャレでなくてはならない状況になっているそうだ。インスタで見たような、ファッションもヘアメイクもオシャレ、料理も凝ったものを作り、子どもやペットがいてもモデルルームのような生活感のない家に住んでいる、旅行にも行けば料理の作り置きもする、そういう存在になることを暗に求められ、疲れを感じているというのだ。オタクの世界の話ですが、昔のオタクは、何かに精通していたり、熱狂しているだけでよく、衣食住には無頓着でもなぜか許された(オタク同士だけで人間関係が閉じていたから)。昔は本当に、さっき山籠もりから下りてきたのか?って感じの仙人みたいな人がいたりしたものだ。だが「電車男」や「脱オタクファッションガイド」が出てきた辺りから、風向きが変わった。「アイドルやアニメの話ばかりしていないで、身なりを清潔にし整えろ、出来ればもっとオシャレになれ」という流れだ。オシャレへの「ワクワク感」が「責任感+義務感」へと変わったことで、疲れを感じている人への処方箋として書かれたこの本では、まずは休養し、タスクを減らすことが第一とある。オシャレな人が増えたというのは、それだけ「求められるオシャレ」に対して生真面目に取り組む人が多いということなのであろうか。批判の目や声、同調圧力からは少し距離を取り、好きなことを見たり考えたり、表現する。そんな世界をそれぞれの人が自分の中に少しずつ作っていけたら、居心地いい時間がだんだん増えて行きそうな気がします。にほんブログ村おしゃれは7、8割でいい [ 地曳いく子 ]価格:1,320円(税込、送料無料) (2023/9/15時点)楽天で購入
2023.09.24
氷河期オタクの遊佐です。いま住んでいる家は、2009年に竣工して、築14年です。子どもやペットがいないからか、来た人に「新築みたいですね!」と未だに言われます(お世辞かもだが…)。しかし、壁紙のぼんやりした汚れやヨレ、畳のヤケやスレ、雨戸シャッターのひずみ、親の介護でできた室内用車椅子や折り畳みスロープの傷など、確実に劣化してきています。また、住んでて不便なところや、時代遅れな設備、もっとこうだったら…と思うことも増えました。建てた時、不動産屋さんから「俗に、家は3回建てないと満足いく家にならないと言われます」と聞きました。私の親は、1960年代ごろまで古風な長屋建築に住んでいました。私の生後、1970年代にそこを立て替えて、2009年にそこを売って、近くに現住居を建てて越したのです。つまり親は2回家を建てたことになります。私は今の家の設計には多少関わらせてもらったので、これをカウントすれば、まだ1回です。人間の寿命からすると、少なくとも1回は古くもないのに壊すか売るかして建てないと、3回建てられないじゃないのか?前置きが長くなりました。それはさておき、また本を読みました。「暮らしに役立つ洗濯、収納、掃除、炊事、子育て、介護のアイデア帖」洗濯専門家、ライフオーガナイザー、料理家、理学療法士など“暮らしのプロ”が、30年後も快適に過ごせる「整う暮らし」のルール100を、イラストや図表とともに紹介する。『建築知識』に掲載された記事に加筆・再編集。収納、掃除、炊事など各項目ごとに、便利に暮らすためのアイディアがまとめられている。カラーページやイラストが多く、わかりやすいが、住み出してからの工夫というより、設計段階でのアドバイスが多いため、これから家を建てたい人向けの本。あと、本文の文字がすごく小さいので注意。読んでみて思ったのは、これが役に立つのは相当お金持ってる人だろうな〜ということ。郊外住みの年収1千万以上の若い家族を想像…。都会住みの平均収入、中年単身者の私と正反対で、夢物語を見ているようなページも正直多い。私は建設や家には興味あるので面白く読んだけれど、タイトルだけ見て、ライフハック的な内容をイメージして読むと期待外れとなる(私もそういう本かと勘違いした)。私が新たに家を建てられたとして、最高でもあと1回。下手すりゃ現住居で生涯を終える。この本のアドバイスは来世で活用することにします…。にほんブログ村暮らしに役立つ洗濯、収納、掃除、炊事、子育て、介護のアイデア帖価格:1,760円(税込、送料無料) (2023/8/27時点)楽天で購入
2023.09.08
氷河期オタクの遊佐です。毎日朝活をしてます。もとい、どうしても早朝3~4時に目が覚めるので、成り行きでやってます。早朝と言うには早すぎるので、家事は、掃除や洗濯はできず、せいぜい昨日の夕飯の洗い物。あとは自動録画した夜のTV番組を見たり、音楽やラジオを聴いたり、スマホゲームしたりしてます。この記事も、そんな早朝覚醒でできた時間に書いています。読書も時々します。もっぱら図書館から帯出した本です。お金がかからないとか、読後の本が邪魔にならないとかももちろんあります。ですが大きな理由は、貸出期限があることと、予約すれば司書がピックアップしてくれて、カウンターですぐ受け取れるところです。この2つは、ものぐさな私にすごく合っています。何事も上げ膳据え膳、締め切りがないと動きが悪いのです。この間、読んだ本です。「最高のリターンをもたらす 超・睡眠術 30のアクションで眠りの質を高める」西野精治・木田哲生共著(1)頭がよくなる睡眠(2)生活リズムが整う睡眠(3)メンタルが安定する睡眠の3つのセクションに分けて、睡眠の日中に及ぼす効果を強調、そして睡眠の質と量を増やすためのノウハウがまとめられています。この本によると、毎日、〜6時間では慢性的な睡眠不足になっているそうだ。「6時間睡眠を2週間続けると、集中力や注意力は2日間徹夜した状態とほぼ同じレベルで衰える」という実験結果があるのだとか。理想としては、やはり7~8時間。睡眠を長くする方法としては、入眠時刻と起床時刻を毎日記録するだけでも、なぜだか改善するらしい。また中途覚醒に関しては、年齢とともに現れる現象で、あまり気にしなくてよいのだそう。それよりも、中途覚醒した時、すぐスムーズに寝直すことが出来るようにしたらいいのだとか。その対処法に関しても記載されている。ほか、入眠しやすくなる工夫や、眠りの質を上げるテクニックなど、実験データや科学的な解説が満載です。読んでいくと、お酒を飲まないとか、就寝・起床時刻がほぼ一定とか実践できている項目も多かったのですが、運動不足や夜のスマホといい、良くない習慣も多いです。 先月購入したアップルウォッチ での記録で、私は睡眠時間が順調に伸びているし、睡眠の質を可視化できるようにもなっています。この本に書いてあったことも参考に、さらに睡眠も含めた日々の生活リズムを整えていきたいです。にほんブログ村最高のリターンをもたらす超・睡眠術 30のアクションで眠りの質を高める [ 西野 精治 ]価格:1,760円(税込、送料無料) (2023/8/22時点)楽天で購入
2023.08.24
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