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ドキュメンタリーで、ということでした。
そうです。私が何かを物語れるとしたら、それはドキュメントしかありません。だって、何も勉強することもなく、ひたすらその土地に住み着いては子育てしてきたのですから・・・
よって、子どもたちには名前も出るし、小さな時から今までの個人的な エピソード や 私から見た姿 が公になるので、本になる前にちゃんと自分で読んでチェックし、内容に異議や取り下げの申し立てがあるなら言ってちょうだいね!と伝え、原稿のコピーは、テーブルの片隅に置いておきました。
でもほとんど誰も真剣な顔してチェックしませんでした。私がうろ覚えになっている部分について、子どもたちにチェックしてもらうために、本文の一部を読んで聞かせた程度のことしか知りません。
確かに自分がどんなふうに描かれるのか、知ることは気恥ずかしいことかもしれませんね。それに、私が書く本だから、文句のつけようもないだろう考えるのが妥当です。
そうこうしているうちに、とうとう本物の本が送られてきました。
公にされたものの内容を自分たちが知らないというのはちょっとまずいだろうと思ったのでしょう。
上の子どもたちは、危機感のある者、興味津々な者、暇な者から順番に本を読み始めました。
長男は手にしたその日に一気に読み、
「なかなかいいなぁ お母さん 」と一言。
私はホッとしました。何しろ、彼はスタジオでナレーションや解説の原稿などをチェックすることも仕事で扱っていたので、前に本の「はじめに」の原稿を見せたときには、ぼろくそのケチョンケチョンに言われたのでしたから・・・。
長女Hは最初の方を読んで
「ちょっと待って 私はもう23になるわ・・・ どうしようタイムリミットが迫ってくる。
結婚する前には、彼と付き合う時間をたくさん取っておかなあかんしなぁ~」
彼女は子育てはそれなりに体力が必要、そして子育てがしたいと思っているから、あせっています。
昨夜は三女が
鼻をぐずぐずさせながらやってました。
「つ、ついに最後まで読んだわ~~
よ、良かったで~~ほんまに。
自分らのことやのに感動するってのはおかしいんやけど・・・なぁ」
次男は
「家族のこと紹介したいし、本、学校に持っていくな!!」
とのこと。
それぞれいろんな読み方、使い方をしてくれています。自分の子どもたちが私の本をどんなふうに読んでくれるのか、全く想像も予想もしていなかった私です。
彼らの姿はとても楽しく微笑ましく映ります。
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