貴重なひとときを過ごされた様子、お伝えいただき嬉しいです。

私のピアノの先生は、私が五年生で初めて訪れた時には、そのメソッドでは、皆さんピアノ協奏曲をばバリバリ弾いておられた頃で「これからでは、とても間に合わないと」言いながら、メソッド方式を取り入れて、どんどんご自分で録音して下さって、演奏を何度も聞きなさいと次々に曲を進めて下さって、大学では、オペラの伴奏が弾けるような力をつけて下さいました。私には、音楽科のある高校を薦めて下さり、進路選択の折に普通科の担任が私の成績では薦められないと反対する中、教育大の音楽科受験を後押しして下さったのは、音楽科の先生方で、その頃ピアノの先生は、ご自身でドビュッシーの『喜びの島』をさらっておられて、手の靱帯を切ってしまわれ、ご自身は引退されたのですが、私の中では実に大きな存在でした。

ピアノを調律した直後にお宅に招いて、二台のグランドピアノを弾き比べさせて下さったり、ピアノの新作発表の場に私を連れて行っていろんなピアノを弾かせて下さったり、私のアップライトピアノを浜松のヤマハの工場まで行って、選んできて下さったり。FM放送のクラシック音楽録音が趣味のおじいちゃん先生からきく戦前からの音楽界の話や演奏の数々の録音、戦前から中学校で音楽を教えておられた時の話など、電話がかかってきてすぐ近くの先生のお宅を訪ねては、何時間も帰って来ない生活でした。

口が悪く個性も強烈で、先生仲間、楽器屋さんにも一目置かれる先生の教育を受けたことは、音楽だけでなく、誰とでも話して心を通じ合わせることの素晴らしさを教えて下さったように思います。 (2008.10.13 06:20:09)

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2008.10.11
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あぁ~~楽しかった!!

本番だけ、音楽が楽しめました。最初はドキドキだったけれどね!!

メンバーは同じ先生のお弟子さんたち、しかもこういうところに出てこられる方はかなり先生に傾倒なさっている方が多いのです。

ところが私といったら先生の言うことはちっとも聞かず勝手に弾いていたような子どもだったのではみ出しっぺでした(Vnの弾き方が・・・)。

それがこんな時間の隔たりを経ても、なお違うのが分かって愕然としました。窮屈だなぁ~~しょんぼりて感じなのです。

こんなに大好きな曲を楽しんで弾けないなんて悲劇的!!

今朝、兄が生徒さんとのレッスンの合間に一緒に練習しようか?て言ってくれて、どうしても弾きにくいところをどうしたらいいのか聞いてみたら・・・

そんなに気を使って周りに合わせなくても、自分のやりやすいところでやり易いように弾くことを心掛けた方がいいよ!その方が結果的には良いものが生まれてくるから・・・

二人で何度も練習してみたら、これで良いんだって気もしてきた。

ゲネプロ(本番前のリハーサル)が始まると、昨日までの練習の時とは違ってとてもぎくしゃくしている。

このコンサートホールのステージはお互いに音が聞き取りにくい。
だから大所帯のVnは前と後ろで時差が生まれるし、チェロの音もとても聞きづらく、パートごとにテンポ感があわなくなって・・・
たぶんみんな心の中で

あっちゃ~~!!これはヤバい~~びっくり

と叫んでいたと思います。
ブランデンブルグのリハでは突然80歳を越えた指揮者が言いました。

「みんな、チェロ以外は立って弾きましょう。その方が気持ちいいでしょう。どうしてもそれは嫌~~という人はいます??」

ということで1曲目は立って弾くことになりました。何でも急に決まります。


星1曲目のブランデンブルグは立って弾いたのは大正解でした。
みんながいい感じで音楽に乗れ、そして互いが聞きづらいことにも慣れてきて、うまく調節できるようになっていました。

2曲目のハイドンのチェロコンチェルトは降り番だったので、本番用の楽譜(持ち出し禁止なのだけれど)を楽屋に持っていって、練習しました。ちょうど同室に先輩たちおられたので、

「どうしたらここのボーイング、うまく弾けるかな?」て訊いてみたら、「やっぱり、私もそこやりづらくてね。最後の音は省いたら?」て言って下さったので、ここでもワンポイントレッスンをしてもらったようなもの。

これでまた楽になった。スマイル

さて、ステージに乗った私。心の中で静かに言いました。

このまま、この素晴らしい曲を楽しまないで終わるなんて嫌!
後悔はしたくない。」

みんなもこのステージに対する思いがきっとたくさんあったんだと思う。

懐かしいみんなと弾けること、
懐かしい先生との最後の舞台(私の先生もこの機会に引退を決意されたと後から聞きました。)
小さな頃の自分を思い出したり、
親子で舞台をふんだ方もいらした。
あこがれのチェリストや大先輩と並んで弾けた喜びもあったでしょう。
たくさんの先輩たちに囲まれて、現役の子どもたちも特別の時を感じたことでしょう。

リハーサルとは比べものにならない良さが生まれました。

う~~~ん やっぱり本番てすごいですね!!






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Last updated  2008.10.13 22:39:21
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本番、上手くいってよかったですね。  
♪お立ち寄り頂き、有難うございます。(^0^)/
本番、楽しい曲を楽しんで弾いてもらうように作曲家は作っているのでしょう?
弾いている方がたが楽しくなければ、楽しい演奏を聞こうと思っている我々聴衆にも伝わらないですよね。
(2008.10.12 08:50:22)

Re:コンチェルティーノ・ディ・キョウト50周年記念演奏会(1)(10/11)  
Tetsuo6667  さん
ここでのコメントは、音楽の事でなく

>ところが私といったら先生の言うことはちっとも聞かず勝手に弾いていたような子どもだったのではみ出しっぺでした

が、非常に気に入りました。(^u^)

私、家内から人の言う事を聴かない頑固者と言われます。娘も私に似たとの事で頑固で先生の指摘を受けても直さない性格。

でも、これって私が思うのには『自分が納得していないから』だと思うんですよ。何か違うなぁ~。言っている事が分からない・・などなどが積み重なり人の言う事を聴かない人と思われる。

家内は「素直じゃない!」と。でも自分に正直(素直)であればあるほどに人様から見て頑固に見えてしまう。

少なくとも私の場合は、そうです。

さっちゃんは??
(2008.10.12 20:25:21)

Re:コンチェルティーノ・ディ・キョウト50周年記念演奏会(1)(10/11)  
YM1024 さん

Re:本番、上手くいってよかったですね。(10/11)  
夢咲案内人 2008さん
>♪お立ち寄り頂き、有難うございます。(^0^)/
>本番、楽しい曲を楽しんで弾いてもらうように作曲家は作っているのでしょう?

そうですね。私は基本、自分が弾くことによってその曲に肌で触れられる、ということに喜びを感じています。
だからその曲が楽しめるか楽しめないかとても重要なのです。

もちろん聴き手にもそれはすぐ伝わっていることでしょう。
(2008.10.13 11:28:06)

Re[1]:コンチェルティーノ・ディ・キョウト50周年記念演奏会(1)(10/11)  
Tetsuo6667さん

>>ところが私といったら先生の言うことはちっとも聞かず勝手に弾いていたような子どもだったのではみ出しっぺでした

>が、非常に気に入りました。(^u^)

どうも、共感するところが度々ありますね!!


>でも、これって私が思うのには『自分が納得していないから』だと思うんですよ。

そのとおり!!小さいながらも腑に落ちないことがあった!ということですね。

でも自分に正直(素直)であればあるほど人様から見て頑固に見えてしまう。

正直であることは家庭の中では大切です。

ある意味、自分にとって本当に大切な倫理観や生き方、美意識…などは頑固であって当たり前だと思うけれど、其れ以外の些細なことは柔軟でいいし、またそれを取り立てて頑固、という必要もないと思います。

私も大いに頑固なところがあると思うよ。

(2008.10.13 11:38:40)

Re[1]:コンチェルティーノ・ディ・キョウト50周年記念演奏会(1)(10/11)  
YM1024さん

>私のピアノの先生は、・・・

面白い先生ですね。
YMさんは不思議と個性の強い、あるいはわたしからすれば「なんじゃ?」と思うような方とも、子どものころから上手に付き合えるお人柄だったのですね

その方の良い部分をきちんと見とおす力がある。
その辺はご夫妻共通の人への接し方だと思います。

みんなに愛されるYMご夫妻、万歳!

です。(*^_^*)


>口が悪く個性も強烈で、先生仲間、楽器屋さんにも一目置かれる先生の教育を受けたことは、音楽だけでなく、誰とでも話して心を通じ合わせることの素晴らしさを教えて下さったように思います。
-----
(2008.10.13 11:42:53)

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