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先日本屋さんで手に入れた本 「なぜ」と問わない 山浦玄嗣著 TOMOセレクト 今日、読み終えることができました。
震災を外からの方の取材で語られる言葉ではなく、震災に突然遭遇し、被災し、その中で生き抜き、今も復興のために日夜努力されている方々の言葉をそれぞれに本にしたシリーズ「3・11語を生きる」の中の1冊です。
最初のページ 3月11日「そのとき」 から引き込まれる。
歴史の中で何度も津波に襲われている地域。そこで暮らしてきた人々は、ご先祖様からいただいたたくさんの宝物があった。
粘り強く生きること、
津波は何があって、もとにかく一目散に逃げること。一人でも二人でも多く生き延びることができれば、それはその後の復興への力となる。
東京から来た取材の人たちが皆「なぜ、こんなことが起こったのか」と自分に問いかけてきて、そんなこと考えもしたことがないから、答えられないと思った、と山浦さんはおっしゃっている。
津波は特別なものではない。必ず起こるものだ。
だからと言って、
喪失感がなくなるわけではない。
悲しみがなくなるわけでもない。
それでも、災害の中からいつも人々は立ち上がり、新しく生きた。希望を持って生きた。
人間が持つすばらしい力、神様からいただいた力を信じる。
この本に書かれている「祈り」という言葉の分析は私はとても好き。
前から「祈り」が自分の願いであったら、神様は私の勝手をどう理解してくださるか、と躊躇していた。
祈りは神様の声に耳を傾けること、そして神様の声は身の回りの出来事から読み取ることができる
合点だ!!
「キリスト教的マインドフルネスへの招き… 2018.07.19
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1991カナダ滞在記 「留学」 2017.08.30
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