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2013.04.19

ブルーレイ『007 ネバーセイ・ネバーアゲイン』1983年作品[Blu-ray]　本家50周年＋スカイフォール人気にあやかって日本語吹替音声２種類収録新登場！

テーマ：映画作品紹介(楽天エンタメナビ)(6006)

カテゴリ：映画DVD

ブルーレイ『007 ネバーセイ・ネバーアゲイン』1983年作品[Blu-ray]　本家50周年＋スカイフォール人気にあやかって日本語吹替音声２種類収録新登場！

本家イオンプロダクションではない、あの番外編が、テレビ放送版
フジテレビ「ゴールデン洋画劇場」／テレビ朝日「日曜洋画劇場」で
放送された日本語吹き替え音声を初収録！＋新録音の２種収録。

ジェームズ・ボンド／ショーン・コネリー・若山弦蔵、
ドミノ／キム・ベイシンガー・田島令子、
エミリオ・ラルゴ･クラウス・マリア・ブランダウアー・内海賢二
という黄金トリオです！

しかも、ブルーレイディスクで特典映像も初収録してリリース！

このキャスト・スタッフの当時を振り返ってのインタビューでは、
権利問題でプロデューサーは現場におらず、
脚本もボンドらしくないのでコネリーも交えて徹底的にリライト、
キム・ベイシンガーは不安定な精神状態での演技、
続編職人アーヴィン・カーシュナーですらクライマックス撮影の頃には
銃撃戦の撮影に飽き飽きして、盛り上げるのに苦心したとか、
コネリーの誠実なプロフェッショナルぶり(割り切ってる)とか、
裏では現場スタッフは大混乱だったのだなぁと、感嘆しきりです。
（もちろんこういう場にはコネリーは出てきません。）

本家では、この重圧を毎作品乗り越えるノウハウを蓄積しているのでしょうね。

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改めて見直すと、突っ込みどころ満載の脚本、

コネリーの年齢に似合わないバイクアクション、
特に後半のいいかげんさ、ゆるさ加減はひどい。

最大の収穫は、前半を一人で引っ張ってたバーバラ・カレラの
女殺し屋のキャラがとってもイイということ！

他にも、カジノでは当時のアーケードゲーム（テレビゲーム）が

本家の人間ロケットが違う場面でアメリカ海軍の装備として
登場したり、ミスター・ビーンでブレイク前の無名の
ローワン・アトキンソンが出ていたり、
コネリーが本家「サンダーボール作戦」と同じように、
飾ってある果物をつまみ食いしたり、
小ネタもいろいろ楽しめます。

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ちょうど公開時は、ロジャー・ムーアの「オクトパシー」の頃で、
本家シリーズが再び荒唐無稽、マンネリ化で停滞していたときだったので、
「ネバーセイ」のほうが面白かった。

しかし、どう考えてもショーン・コネリーはお年を召していて、
昔のぎらぎらした魅力と比べてしまい、気になってしょうがありませんでした。
（失礼ながら枯れた演技というか･･･）
また００７に戻ってこなくても良かったのに、しかも「サンダーボール作戦」と同じ話で。
きっと裏事情がいろいろあったのでしょうね。

しかも、しかも、当時製作サイドでは「サンダーボール作戦」を原作にして、
さらにもう1本ボンド映画を作ろうとしていたというから・・・。