奇跡のコース&癒しの世界へようこそ♪

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2009.11.01
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カテゴリ: 仏法
 ケイティ語録18-1の続きです♪

 ここで少しだけ、私が体験した「存在-ある」の状態について、私のつたない言葉で表現したいと思います。その体験は、私が東京で3in1キネシオロジーのワークショップに始めて参加したときに起こりました。そして、ワークショップの番外編で、お互いの心臓の音を聞きあうというワークを行っていたとき、その不思議な状態に入る前触れがありました。
 順番にお互いの心臓の音を聞きあうことになり、私が一人目の方の心臓の音を聞いたとき、ドクンというような心臓が割れるような感覚がまずやってきました。そして、私が二人目の方の心臓の音を聞いたとき、その鼓動がとても大きくなっていき、急に苦しいような切ないような気持ちになりました。そのあと、深い絶望の闇のなかへと沈み込み、ガラガラとこの世界が崩れ去り、私自身も足元から地面が割れたところへ落ちていくような感覚に陥りました。そして、私自身が消えてしまったと感じました。

 またその瞬間に、私のまわりの景色、そして私自身も消え去り、光そのもののなかいることがわかりました。その状態にあるときは至福としか表現することができません。つまり、全ての感覚を同時に感じるエクスタシーのなかにあり、何も考える必要すらなく、「ただすべてを感じる」「わかる」「完全にある」という強烈な状態でした。

 その私の身体としての意識が消え去っている間、私の身体がどのように見えていたかを、そのセミナーの主催者が、ミクシィを始められたとき尋ねる機会がありました。意識が跳んでいたときの私は、ただただ涙を流していたようでした。私は自分の身体のことを完全に忘れていて、その至福になかに完全に包まれていました。そして、あるとき、ふと我(私)に帰ると、みんなが私の周りを囲んでくれていて、私をいろいろな言葉で励ましてくれているのが聞こえてきました。そして、人との一体感にも包まれ、幸福なひとときを体験させてもらいました。私は、今でもその体験を決して忘れることができません。

 ですから、私にとって「真実とは何か?」と誰かに尋ねられたなら、その存在の体験がいつも私にとっての真実(の基準)ということになります。今までの人生の中で、その体験と比較できるものなどはなく、存在の状態は、肉体的な体験、思考、そして感情的な一時的な幸福感のすべてを越えており、その状態より素晴らしい状態があるとは思えないからです。

 そのような私の体験と、その当時学んでいた上記の思考体系や技術は、表面的にはとてもよく似ているモノではありました。しかし、どうしてもうまくいかないことがあり、「やがてどこかで何かが違う」という違和感を私に与え続けました。

 最終的にその違いに気づいたのは、「奇跡のコース」「神の使者」という本がきっかけでした。それまでは、なにがどのように私の得た体験と異なるのかが、どうしてもわからなかったのです。そのような意味で、本という媒体を通しての学びではありますが、意識的にいろいろな思考や信念体系を、いつも見直す作業をつねに怠ってはいけないと思いました。

 それらの思考体系の見直しによって、私があらためて気づいたこととしては、上記の考え方のすべては、二元性の考え方を完全に放棄しきれていない、ということです。つまり、私が感じていた違和感は、完全かつ純粋な意識である存在、一切の分離が存在しない状態とは、明らかに違うことに意識的にもわかりました。つまり、その存在-ある-の状態において、ちがう何かが存在するという考えのかけらなどはまったく存在していませんし、私という意識すらも考えられない状態になるわけです。



 つまり、上記の思考体系を前提にしたままだと、完全かつ純粋な意識の一部が“意識を無くした”と信じた瞬間である無意識そして自我(バラバラな自分が私であるという考え)を存在の源だと錯覚し続け、無意識の世界を自分の居場所や遊び場だと勘違いし続けることになります。その結果、一時の形の中に見える幸せこそが、自分の到達し得る楽しみのすべてであると信じ続けることになります。

 それらの思考体系を前提に考えるとき何が起こるかというと、神が私たちを地獄(物質という重力の支配下にある不自由な牢獄のような世界)へ送り、その無意識の神が作り出す人生のプログラムは神のみぞ知るということになります。そうなれば、すべての責任は神にあり、神がこの愛と憎しみに満ちた、不完全で出来損ないの世界を創造したなら、私が何をしてもいいはずだ、ということが正当化されるようになります。

 つまり、二元性の世界を神が創造したと信じ続けるなら、かつての宗教や哲学を、ニューエイジあるいはスピリチュアルという名前に置き換えただけになります。ですから、二元性を信じる限り、私たちと神はつねに切り離され壁があることが現実だと考え続けられることになります。そこで、もし存在-神-が分離を創造したとするなら、それは私たちが変更することなどできないでしょう。つまり、私たちは無意識が神と考えるとしたら、それによって作り出された「輪廻転生」の世界の夢を、永遠に回り続けるしかないわけです。その中で、どうやって救いを見いだすことができるというのでしょうか? 

 そのような相対的あるいは二元性の考えを、自らの意識的な選択によって放棄しない限り、無意識の世界-輪廻転生の宇宙、あるいは*メビウスの輪を無限だと信じ、結局、同じ無意識の中を堂々巡りし続けることでしょう。

*メビウスの輪は、無限大のシンボルとしてよく紹介されていますが、よくよくそれを見るとわかるように、それはまさに無意識-二元性-あの世とこの世をめぐり彷徨い続ける魂を現すイメージ、シンボルと言ってもよいように思います。無意識が消滅したときには、それはただの記憶となり、光のなかにそのシンボルが完全に溶けこむような状態になると思います。

 ですから、私たちは無意識を越え、バラバラな意識が存在していないところ-真の故郷-存在-を自らの心が選ぶ必要性があります。
 つまり、選択の本質は、「全か無か(すべての存在としてあるか、無・夢のままであるか)」の二つしかないということです。

 私たちは、この物質宇宙のなかに生きていると信じている間中、本当の意味で自由な存在として生きるためには、無意識のなかにいない真の自己に気づく必要があります。その真の自己を発見するために、この世界がどのような仕組みでできているかをまず理解し、自らが主体的になり、今何を選ぼうとしているかに気づき、自らを、真実-存在-すべて-の視野へ戻し続けなければなりません。

 そのような意味で、ケイティはそれを「エクササイズ」だと言っていると私は考えています。

 無意識は、完全な意識から創造された意識の一部が眠りについたときできた境界点と考えることができます。それが自己喪失、自分探しの旅、放蕩息子の話のメタファー(暗喩)だと思います。そして、形而上のなかにある夢のなかで様々な次元、あの世の概念のイメージ映像の宇宙、そして、形而下においては、さらにそこから相対性-物質宇宙がビックバンという形が現れ出た(ように見える)のかもしれません。



 このような無意識の構造から、無意識の世界こそが、“無い-夢-幻想”だと気づくと、無意識によって作り出されたようにみえるあらゆる複雑さ、難しさ、を選ばないことができるようになると思います。
 また逆に、存在としての唯一の自己から今を始め続けるなら、私たちが本来持っている完全かつ自然な姿を取り戻すことになります。

 無意識は、本当の自分を忘れた夢であり、闇の中に自分を置いたがゆえに、そこに自らの意識によって物質的な現実を存在させているように見せていますが、それは消えたり現れたりする状態ですから、そのすべては真実とは言えないと思います。

 世界という私の無意識が見せる世界-宇宙-に抵抗せず、完全な意識-存在-として、まず私自身の見方に責任をとるとき、すべてが私を思い出すための贈り物だと自覚できる日が来ると思います。

 まずは私自身が、いつもそれを望むことを選び続けたいと思います♪





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最終更新日  2009.11.01 16:32:42
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