いわぴいのドラマ日記

いわぴいのドラマ日記

October 2, 2008
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カテゴリ: ドラマ
 すごく見ごたえのあるドラマだったと思います。ややもすると日曜日の夜に重過ぎるテーマになるところを随所で見られるユーモアが救ってくれたおかげで、疲れることなく見続けることができました。私は首都圏の比較的電車の駅などからも近い場所に住んでいるので現実感はあまりなかったというのが本当のところですが、実際に地方都市で生活されていらっしゃる方にとってはまさに自らがおかれている立場と重ね合わせることが出来たのかもしれませんね。現代の医療現場が直面する問題に真っ向から挑んだ力作だと思いました。

 その力作に主演の竹野内豊と 菅野美穂 が見事に応えてくれましたね。どうしてもドラマを見るときに真っ先に気になるのはキャストの問題なんで、新人が出るときには「軽くなったらどうしよう」なんて思ってしまうものですが、このドラマに関しては主役の二人が申し分なかったので、見る前からいいドラマになるだろうなあと思っていました。予想通りでホッとしましたね。

 まずは竹野内豊の通常時の控えめな様子とと現場で患者に立ち向かうときの情熱、さらには愛子の母親の死に自分がかかわっていたことへの悲しみの表情のそれぞれの変化が非常に的確で、見ているこちらの胸をわしづかみにするような演技を見せてくれました。10年以上も主役級の役をやり続けていける理由は、やっぱりこの演技力にあるんでしょうね。さらには演じる役の心をとらえるのがうまいということでしょうか?今回は大学病院の医局に嫌気が差して一度は医療から遠ざかった元医師が、地方都市の窮状を見かねて立ち上がる役でしたが、見事にそれを演じきってくれたと思います。

 続いて 菅野美穂 ですが、こちらもまたお見事でした。母の死を乗り越え地道に働く看護婦を好演していましたね。彼女がいなければ、竹野内の情熱的な演技も生きることはなかっただろうと思います。また、彼女がいなければ、悲しみの表情も意味のないものになったかもしれません。僕の覚えている限りでは二人は初共演だと思うのですが、とても息のあったコンビプレーを見せてもらったような気がします。

 また、看板枠ということもあって、脇役もゲストも大物ばかりでしたから、さらに見ごたえがありました。サプライズは、 エド・はるみ の師長役でしたが、もともと女優でマナー講師もしていたということで、むしろはまり役のように感じました。これからもお笑いだけでなく、女優業もやっていくんでしょうか?とても楽しみです。(笑)

 医療ミスや地方都市の問題という大きな問題を軸にしながら、さまざまな現場での事件を題材にしていたシナリオも本当によかったと思います。すぐにというわけには行かないでしょうが、そしてラストはうまくまとめすぎた感じもありましたが、このドラマがきっかけになって、医療体制が変わってくれたら面白いですね。TBSの今後のドラマにも期待が持てる作品だったとお思います。

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最終更新日  October 2, 2008 03:53:08 PM
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