PR
Keyword Search
Freepage List
Calendar
手首で
書くのではなく
体全体で
書いて下さい
金澤翔子(1985-)
書道家
金澤翔子さんは、メディアなどでも、
取り上げられていますが、
ダウン症の、書道家です。
先月、静岡でも個展がありました。
見に行きましたが、その迫力と、
無垢な文字に、元気をもらいました。
最初に書いた言葉は、翔子さんと、お母様の
講演会で、会場からの
「どうしたら、上手く書けますか?」
の質問に、翔子さんが答えた言葉です。
この講演会は、書き下ろしもあったのですが、
仕事で会場に行くのが遅れたので、
書き下ろしのパフォーマンスは
見れませんでしたが、
その時に書いた 『慈愛』 という作品も、
凄い迫力でした。
講演会では、翔子さんの純粋さと、お母様の
見守る愛の力を感じて、今の自分の立ち位置が、
まだまだ甘いと感じました。
お母様の言葉で
「どんな闇の中にも、必ず光はある」
という言葉も、印象的でした。
お母様は、翔子さんの字を、不安や迷いが
ないからこそ書ける、と言っていました。
過去を後悔しなければ、未来に不安もない。
ただ、今があるだけだそうです。
僕は、後悔や不安が常にあります。
以前に、路上で筆文字を書いていた時が
ありましたが、その時に作品を書いていて、
頭を上げた時に、人だかりができていた時が
ありました。
凄く気持ちよかったと同時に、いかに自分中心に、
形だけで、路上に出ていたか知りました。
僕は、それがきっかけで、路上を辞めました。
今は、仕事として筆文字も書いていますが、
体を動かしながら、筆に自分を乗せて書く様に
心がけてはいますが、
まだまだ、無の状態では書けていないと思います。
同時に、まだまだ、よけいな力が入ってしまいます。
作品に限らず、仕事も生活も同じです。
施術の場合も、手首ではなく、自分の体も動かしながら、
しなくては、良い施術はできません。
生活の作業も、力を入れたり、
力を抜いたりするコトを、
見直そうと思います。
そして、思考も同じです。
力が入って、不安や迷いが、
頭の中を、ぐるぐるしてしまいます。
過去を後悔せず、未来に不安を持たず、
今に集中したいです。
力を入れる時は、入れる。
抜く時は、抜く。
自分と向き合い、見直す時間も
必要だと思います。
↓僕のお店のブログです
↓明日へ一歩踏み出すブログです