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ToMATo @ Re:あの日に帰りたい。。(01/29) umeさん。元気にやってますか? まっすぐ…
umekichiya @ Re[1]:右岸。(10/29) トモとモモさん >やっぱり釘付けですか…
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2005.01.28
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僕は進路を横浜にとった。

雨はいつの間にか、乾いた道路を潤わせて行った。

横浜が近づいて来ると、ユミコは泣きやんでいた。

「順一、さっきあの人の車から降りて来るの見ていたでしょう?」順一は一瞬顔が引きつった。

「そうなんだ!俺寝てたから、分からなかったけど?」

僕はフロントガラスから、目を離さなかった。

「そうなの?あの人、バイト先の店長!私より11歳年上の来年30歳なの。彼女に振られて可哀想だから、何回かデートして、付き合ってくれないか?って言われて、私決めたの、彼と付き合うって。」ユミコは又泣き出した。


僕は怒る事も出来ず、言葉を失なったままだった。

高速を降りて、山下公園の側道で車を泊めた。



僕は、時が止まってくれればと一瞬願った。

「順一には、学生さんで将来もあるし、モテルから、私で無くても大丈夫だけど、あの人は私じゃ無いとダメなの!」

ユミコは小さなカバンから、カセットテープを取り出した。

「ごめんなさい!これ順一から借りていたやつ、彼とデートに持って行ったんだけれど返すね!」

僕はユミコの手からそれを受けとった。

僕は言った。

「俺、平凡でいいから、お前とずっといっしょに居たいと思った。自分の親も捨ててどんな仕事でもいいから、お前がいれば、何だってしようと思っていた!俺の気持ちはどうなるんだよ?」


ユミコの顔は涙でクシャクシャだった。

「ごめんなさい!順一が嫌いな訳じゃ無いの。貴方はもっともっと立派に成れる人!私といっしょじゃイケないの!」

ユミコは絞り出す様な声で言った。

僕は上手い言葉が見つからなかった。



僕は、前にユミコに話した、夢の話を思い出した。

ユミコは長女で、実家の家業の事を気にしていたが、僕には、まだ見えないが夢がある事をだから、そこまで考えられないと言う話を確かにした。

「色々ありがとう。決して順一の事は忘れ無いと思う。」

確かに、この時の僕はユミコとの結婚の事をまだ考えられなかった。

まだ、貧乏なガソリンスタンドのバイトで何とか食いつないでいる僕は、社会的に全くもって経済的に不安定だった。



本当にあっけ無かった。

誰がこんな結末を想像したのだろうか??

人間は本当の悲しみに出会う時、無力になる。


僕は横浜から高速を無言のまま車を走らせた。

ユミコが車から降りる時雨は止んでいた。

車から、降りる時「ありがとう。」と言って僕を強く抱き締め泣きながら、長いキスをした。

彼女を強く抱き締めて僕は「さよなら。」と言った。

車のエンジンをカケ、走り出しバックミラーを眺めると、段々彼女は小さくなって消えていった。

「ごめんね。幸せになってね。。。」

僕は声にならない声で、ユミコに別れを告げた。







瞬き程の幸せ。。。。終わり。   

                     梅吉屋







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Last updated  2005.01.29 22:53:14


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