ドラゴン山田の研究室

ドラゴン山田の研究室

2007.01.29
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カテゴリ: Hobby
「もろ刃のシュテッケン」こと、副長シュテッケン・ラドクリフ(土方歳三)と、「ロングーの虎」の異名を取るシンザーク・ハイム(高杉晋作)。二人の剣が火花を散らす。シュテッケンをして「できる男だ」と言わしめる、ロングー星(長州)の凄腕の虎である。

オフツ星(長崎・出島)で胸部切開の大手術をしたばかりというのに、倒バクーフ(徳川幕府)運動のため大胆にもキョーラーク星(京都)に現れたシンザーク。強力な民兵隊(奇兵隊)を組織する天才活動家である彼は、一方では、血気にはやってプリンス・ゴーショを拉致・擁立しようとするケイ・マローン(桂小五郎)を諌める冷徹さを持ちながら、他方では、自らの体を省みず、血を吐きながら敵と剣を交える獅子でもある。

無謀な計画が失敗して銀河烈風(新撰組)に敗れたケイを、危険を顧みず単身救出するシンザーク。バクーフの大勢のサムライを向こうにまわして、一人剣を振るう。敵の剣がヘルメットを割り、シンザークの額から血が流れる。その相手をなおも一刀両断にし、ヘルメットに剣が突き刺さったまま立ちつくすシンザークの姿は、凄絶だ。目の前に現れたドン・コンドール(近藤勇)らに対して、喀血の苦しみに耐えるように、なおも剣を手に唸り声を上げるシンザークは、まさに「虎」そのものである。

獅子たちの群像――。



(1月30日記す)





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最終更新日  2007.01.30 19:00:43


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