ドラゴン山田の研究室

ドラゴン山田の研究室

2009.08.15
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カテゴリ: Ideas
64年目の終戦記念日である。今でも「敗戦記念日」という言い方はされないのだな。まして、「8・15」という表現も、若い世代にはピンと来なくなりつつあるのか。ちょうどここ数日、私が学問を志すようになる出発点の名著、日高六郎『戦後思想を考える』(岩波新書、1980年)を再読しつつあり、何十回も読んだはずなのに新発見が多く驚いていた。

ふと、八戸時代末期のことを想起する。学生たちが主催したある研究発表会の場で、確か私は、「歴史を学ぶ目的は、国に誇りを持つことではない。自分や自国に都合がよかろうと悪かろうと、それが真実であるならばその真実を明らかにし直視することが、歴史という学問のあるべき姿ではないのか」といった趣旨の発言をした。それから約10年。あるいは『戦後思想を考える』に最初に出会ってより23年。時の流れと社会の変化と、そして自分自身の思考の「連続性」と「変容」と…、その全体を把握する「眼」を私は持ち得ているだろうか?






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最終更新日  2009.08.15 12:10:30
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