ドラゴン山田の研究室

ドラゴン山田の研究室

2015.09.16
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カテゴリ: Travel
昨夜は寝る前の薬を大目に飲んで寝たのだが、明け方3時40分ぐらいにトイレに起きて以来眠れなくなった。1時間ほどベッドでコロコロしていたが、思い切って起きてしまう。プラハの日の出は、だいたい6時30頃という。ホテルを5時40分頃に出て、闇のプラハ旧市街をカレル橋方向にてくてく歩く。徐々に空が青みを帯びてくる。カレル橋には、人っ子一人いないどころか、観光客らしい人たちだけでなくプロのカメラマンと思しき人々もポツリポツリいる。みな、カレル橋からの夜明けが見たくて来ているのだろう。しかし、よく写真などで見た、朝もやのかかった幻想的なカレル橋というシーンにはならなかった。それでも、初めて味わうカレル橋の朝であった。また、20年前(1995年9月)のプラハ訪問以来、幾度となく行っている、カレル橋とプラハ城がバッチリ見えるカフェレストランの敷地に行くと、気がつけば私のそばでプロカメラマンらしい人が風景を撮り始めた。思い切って、私の写真を撮ってくれるよう頼んだら、二つ返事で撮ってくれた。感謝感謝。

明るくなる空を、ホテルへと引き換えし、7時過ぎにそのまま朝食会場へ(約1時間あまりの朝の散歩だったわけだ)。いったん部屋に戻るが、ムハの「スラブ叙事詩」を今日見てきてしまうと決めたので、8時半頃に再び出かける。マサリク駅近く、共和国広場の地下鉄の駅で、トラムの1日乗車券を買い、目的地に1本で行けるはずのお目当ての24番トラムに乗り込んだ。が、ガイドブックに「しばしば路線が変更されているから注意」と書いてあった通り、この24番も何か変な方向に行く。早めに気づいたので途中で下車。そこから、目指すヴェレトゥルジュニー宮殿までは、歩いていけない距離ではなかったので、またもてくてくする。開館は10時。20分ほど前に到着したので、ギラギラ太陽の下、入り口付近でウロウロする。高校生と思しき団体がうじゃうじゃ待っていた。しかし、いざ開館して「スラブ叙事詩」を見始めたら、客はいたって少ない。実に静かに鑑賞できた。問題は、複製とか絵葉書とか、いっさいの商品化がなされていないのかどうか、買うべきものが全くなかったことだ。これは想定外だった。

さて、当初の作戦では、この宮殿から12番トラムに乗り、プラハ城の手前で丘を降り、ペトシーン公園のふもとの Ujezd で下車し、そこからケーブルカー(20年前には上から降りてくるのに使用)に乗ってマナー・ストラナ地区に一気に昇り、そこからプラハ城にまで歩いて行ってからカレル橋に戻ってくる、という寸法のはずだった。しかし、12番トラムが問題なく Ujezd に着いたまではよかったものの、今度はケーブルカーが、今月上旬から来年まで運休だという張り紙が・・・! ケーブルカーの途中駅にあるレストランでランチを食べようかと思っていたので、歩いて登ってやろうとテクテクしたが、そのレストランについたはいいがそこはケーブルカーの中腹で、食事後にさらに同じだけの距離を登らなければならない。すでに太陽は夏日であり、秋冬もののジャケットを着ている私としては、それを脱いで歩いてもすでに汗ばんでいる。こりゃあかん、と「勇気ある撤退」を決断。来た道をそのまま下まで降り、歩いてモルダウ川を渡り、早朝に写真を撮ってもらったカレル橋のたもとのカフェレストラン・ラーフカでランチすると決める。

もう12時だったので、カレル橋が見えるいい席はすべて埋まっているだろうと思いきや、一番バッチリ見えるテーブルが、まるで私を待っていたかのように空いていた! だが、メニューを見ると、かつて(20年前? 10数年前?)の時とはずいぶん趣が変わったような気がする。ともあれ、去年来た時も食べなかったチェコ伝統料理のプレートを注文し、さらにチェコワインを初挑戦(それほどおいしいというわけでもなかったが)。しまいには、店員さんにまたも写真を撮ってもらってしまう。

このままでは1日乗車券の元が取れない。再びトラムでプラハ城へ行こうと、最寄りの18番トラムに乗ることに。カフェを出て、去年 S馬氏夫妻と食事した(はずの)ホスポダの近くの乗り場まで歩く。ギラギラ夏日で、周囲はみな半袖である。しかも、朝から、この石畳の街を歩き通しなので、ちょっと疲れてきてもいた。トラムを Hradcanska で下車し、さらにテクテク歩いて、去年と同じ入り口からプラハ城の敷地に入る。観光客うじゃうじゃ。私は汗ばんでいる。城まで来たはいいが、わざわざお金を払って中に入って見学する元気はなかったので、ショップにだけ立ち寄る。あるわあるわ、プラハやムハ関係の、カレンダーや絵ハガキやグッズたち。変えるだけ買ったが、大きすぎるカレンダーのみ「入る袋がないのよ」と言われ、苦労して持って行くことに。何だ、やってることは20年前と変わらないじゃないか、と思いつつ、それらを持ってさらにテクテク歩いて下界に降りる。完全な夏日の下、反対側のカレル橋から逆方向にモルダウ川を渡り、「今日何回目だ」という旧市街地をひたすら突っ切って、宿に戻ったのは15時過ぎだった。

デジカメで撮った写真をパソコンに取り込んだり、妻にメールしたりしながら一服。食欲はそんなにないものの、夕飯は、市役所の地下のレストラン・プルゼニュスカー・レスタウラツェで、コゼルを飲みながらダックを食べる。1人では多すぎる分量だった。19時半くらいまではまだ明るいプラハの街であった。





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最終更新日  2015.09.17 03:34:14
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