全力で行こう

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坂の上の雲

書籍名:
坂の上の雲
著者名:
司馬遼太郎
出版社:
文藝春秋社
感想
知り合いに薦められて読んだ本。
歴史小説には全く興味なかったけど、読んでしまった。
文庫版で8冊もあるから、結構きついかな?と思ってたけど、読み始めたらあっという間。
とにかくおもしろい。司馬先生による登場人物の描写がまずすばらしい。
歴史に登場する人々なので、数は多いがそれぞれが個性をもっている。
個人的には東郷平八郎が好きだ。
彼は死ぬまで優秀だったのかそうでなかったのかが分からなかった人らしい。
しかしながら、戦争の達人であることに加え、連合艦隊の艦長を務め、
旅順要塞と日本海海戦の2度の大海戦におけるいかなる状況においても全く動じなかった肝っ玉の持ち主である。
普通に考えればこれだけで十分優秀だという評価が与えられてもよい気がしてしまうのだが。。

私なんかはいつも小さなことでドキドキしてしまうような小さな男であるから
余計にこういう人物の話を聞くと、自分がなれたことを想像して勇ましい気分に 浸れるのだ。

他に好きな人物は中心人物の秋山兄弟。
兄、好古は騎馬隊の指揮官。
弟、真之は海軍の参謀。
彼ら兄弟の存在がなかったら今の日本はなかったと言っても過言ではないだろう。

日露戦争というのは、ほとんどの戦争がそうであるように非常に複雑である。
様々な思惑が入り混じっている。当時の日本という国の台所事情、ロシア国内で
さかんになってきていた革命風。更には西欧諸国、ロシア、アジアの力関係。
ロシアによるアジア占領構想などなど。
これらが全てひとつの線となって力と知恵がぶつかったのが日露戦争である。
それゆえにその事実を一つ一つ追っていくだけでとんでもない話になるのだ。
それがこの「坂の上の雲」という名作である。
ポイント
点数
スリル
★★★★★
泣ける
★★★★★
ドキドキ
★★★★★
男気
★★★★★
発見度
★★★★★


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