前の 卓上四季
2012.12.30
それは京大と日立製作所の研究チームが、「3億年たってもデーターが消えない」という記憶媒体を
作った、との記事。
技術の進歩で半導体や光ディスクの記憶容量はみるみる増えたが、温度や湿度に弱く、記憶を
保つ年月は長くても100年程度だった。新媒体は耐久性が極めて高い「石英ガラス」にレーザー光で
情報を刻み、顕微鏡で読み取るそう。
一口に「3億年」といっても、それがどれほどの長い時間なのか、中々想像がつかない。そこで、
宇宙誕生から現在までの歴史を1冊にまとめた英国のジャーナリスト、クリストファー・ロイドさんの
「137億年の物語」(文芸春秋)のページをめくってみる。
今から3億年前。地球の大陸は一つに集まり始め、陸上の気候は激変した。それまで長く地上を支配
していた両性類は内陸の乾燥に耐えられず、爬虫類に首座を奪われていった。
人類の遠縁にあたる哺乳類の祖先の出現も、この頃という。それから3億年の時を重ねて、生命(人類)
は、3億年先の知性に自分達の記憶を詳細に伝える手段を得た。
はたと立ち止まり、思いをはせる。私達は未来の生命が生存可能な環境を残せるか。この星に
「140億年の物語」がつづられる日が訪れてほしい、と。
今日は成人の日。
人類にとって有意義な発明や開発をしてくれる
若い卵が 居る事を願う。
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majyoちゃんさん