地球は「水の惑星」とも呼ばれる。どれほど豊富な水に恵まれているのか―
直径約1万3千キロの地球が、もし大きな風船ほど(直径1メートル)の球だったら、表面積は
畳の2畳分ほどで、そのうち1畳半弱が海という。なるほど、ほとんどが水に覆われている。
が、その縮尺で計算すると、海の深さは平均0.3ミリしかなく、体積は660ミリリットルで
ビール大瓶1本ほど。淡水にいたっては、たった17ミリリットルで、そのほとんどが氷河など
氷として存在している。飲める水はわずかに5ミリリットル。スプーン1杯にも満たないという。
科学絵本の「地球がもし100センチの球だったら」(世界文化社)に教わった。
約70億の人類を含むこの星の生きとし生けるものは、ほんの少しの水を分けあって命を
つないでいる。
きょうは「穀雨」。暦の上では、春の雨が百穀(もろもろの穀物)を潤す季節をいう。
日陰に頑固に残る雪を解かし、大地に染み込む雨がことのほかいとおしい。
とうとうと絶える事のない水の巡りの滴。こわばった心をほぐしてくれそうな「甘雨」。
傷を癒す効能さえ感じさせる「膏雨」。芽吹きを促す「木の芽雨」。春の雨は、その名に
慈しみを抱く。
奇跡のような「水循環」の浄化を経て命に届く”たまもの”を、人知では消せぬ毒で
汚していいはずがない。地に降る雨も、核汚染水になることなど望んではいないだろう。
2013.4.20 道新より
いつまでもきれいな 地球でいてほしい。
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majyoちゃんさん