佐藤 錦

佐藤 錦

2005/01/09
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鉱泉というものがあった。
鉄道に興味を持つ私は、山梨という東京からそう遠くない地でありながら、森林軌道のみならず、軽石を採石する軌道まであることに胸を高鳴らせ、古地図を見ながら 無名の鉱泉マークを横目にしていた。
 温泉法が改正になり、温度が低くても成分によって堂々と温泉表示が出来るようになった。
 増冨などが温泉になったのは、このときである。
実は、最近まで山梨の温泉に随分と疎かった。
クルマで1時間のところに箱根があるせいかもしれない。
バイクで遠乗りを始めたころ、グリップの太いバイクは手の甲から身体全体に疲労が蓄積する。
休息の意味もあり 休憩地点をなるべく温泉にした。
 近隣で走り回ったのが、八ヶ岳と箱根だったが、まず長坂のさきで「たがねの湯」というのを見つけた。


 続いて天目山温泉。
 甲州街道の大和村から裂石へ上がる林道沿いに出来た 村民保養施設。
 ここもヌルヌル感がすごい。
いつの間に 山梨にこんなに温泉ができたのか。
ただ ここは観光客でごった返すようになり、最近はご無沙汰である。紅葉の時期の平日がいい。
 風景ならば フルーツパーク上にある ほったらかし温泉。とにかく絶景。ただし、泉質はあまりよくないと思われる。
 忘れてならないのが 玉川温泉。
実は 甲府には 寿司屋や住宅地の意外なところに温泉が湧出している。
 豪華ではない。だから 彼女と2人で・・などと考えると最悪の結末もあり得る。
 ひとりでのんびりと・・がいい。
 甲州街道を国母立体で降り、田んぼの中をしばらく行くと

 玉川温泉の特徴である。

2つの浴槽があり 1つは循環 そしてもうひとつが掛け流しとなっており、洗い場へまさにジャブジャブと勿体無いほどの量が流されている。
 炭酸泉。
体中に泡がつき ヌルヌル感もあって 湯冷めをしない。
ここは フロントのおばちゃんたちの人柄がいい。

 残念なのは 風呂上りに食べる 美味いラーメン屋のないこと。コンセプトをしっかりしたものを国道沿いに出店すれば 行列ができること 間違えないのだが、勿体無いのである。





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Last updated  2005/01/10 01:58:59 AM
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