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2018/02/18
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カテゴリ: History


ジメさんと 八つ違いの弟は 終戦の翌々年 昭和22年(1947年)の 今日生れた。いわゆる戦後のベビーブームの仲間である。
その頃の 西宮・甲東園は 本当の農村であった。母が身ごもってお腹が目立つようになって 弟が出来ることがとても嬉しく 母親の手伝いもよくした。
食料事情も悪かったが 親父は母の食事と栄養によく気を使っていたような気がする。
出産の準備が始まり ジめさんは小学校から帰ると 武庫川堤防の松林へ薪拾いに行かされ 背中に背負って持ち帰り 納屋にため込んだ。
誕生の日は 前日から大雪となり 50cm位積もった。辺りは一面の雪野原となり 田圃の畦道も分からないほどだった。親父は 朝から釜戸に薪をくべて 大きな釜にお湯を沸かした。お昼になって 親父は雨戸のの戸板を外して 釘で縄を打ち付けてそりを作り ジメさんと兄貴に「産婆さんを呼んで来い。」と言いつけた。
甲東園の駅前にあった「助産婦 石黒テルさん」を戸板に乗せて自宅へ戻った。夕方になって母が産気づき 家族全員が四畳半の茶の間で待っていた。夕暮れになった5時半頃に 元気な産声を上げて 弟が生まれた。親父は三人の子供を抱き寄せて 本当に喜んでいた。街灯もない真っ暗闇の中を産婆さんを送って行ったが 今から考えると 長靴も無く 藁草履一つで よく雪の中を歩いたものだと思う。
母も 農家の手伝いで働いたので 弟の世話は姉とジメさんの役目だった。小学校へ行く時も 弟をおんぶして行き 教室の中の藁で作った寝床で遊ばせた。
世の中全部が物がなく貧しい暮らしだったが 弟の誕生で一家が元気を出して みんなよく働いたと懐かしく思う。

今日も お祝いと励ましのメールをして また来年も誕生日のお祝いをしようと伝え 22日の神戸ウォークの帰りに見舞いに行くことにした。

お昼に「グンゼつかしん」へ行き Hitomi先生の「メガダンス45分」を受けた。
皆さんと一緒に楽しく踊って大汗をかいた後 今日から ジムで筋トレも復活させた。

明日の予定「エアロビックス & ? 」





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Last updated  2018/02/18 07:02:42 PM コメントを書く


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