ＳＥＸＵＡＬＸＸＸＸＸ！
１９８７年１１月２１日、ＢＵＣＫ－ＴＩＣＫメジャー１枚目のアルバムがリリースされました。タイトルは”ＳＥＸＵＡＬＸＸＸＸＸ！”。１．ＥＭＰＴＹ ＧＩＲＬ（今井寿）
２．ＦＵＴＵＲＥ ＦＯＲ ＦＵＴＵＲＥ（今井寿）
３．ＤＲＥＡＭ ＯＲ ＴＲＵＴＨ（今井寿）
４．ＤＯ ＴＨＥ ”Ｉ ＬＯＶＥ ＹＯＵ”（今井寿）
５．ＩＬＬＵＳＩＯＮ（櫻井敦司/今井寿）
６．ＳＥＸＵＡＬＸＸＸＸＸ！（櫻井敦司/今井寿）
７．ＳＩＳＳＹ ＢＯＹ（今井寿）
８．ＭＩＳ－ＣＡＳＴ（今井寿）
９．ＨＹＰＥＲ ＬＯＶＥ（今井寿）
１０．ＭＹ ＥＹＥＳ＆ＹＯＵＲ ＥＹＥＳ（今井寿）
数曲はインディーズ時代からの曲ですね。１と２は初期中の初期の曲だし。今井によると簡単に出来た曲だそうです。５は隠れた名曲というのが個人的な感想です。そういえば２００８年のＤＩＱで披露したときはさすがに驚いたのと同時に嬉しかったものです。
６ですが元々のタイトルは”ＳＥＸＵＡＬ ＩＮＴＥＲＣＯＵＲＳＥ”といいます。”性交”を意味する言葉で、さすがにヤバイと会社側が判断したのか伏せ字となりました。３、４、７、８は今となっては中々ライブで聴く機会はなさそうですが。
９は初期の代表曲の１つですね。９０年代初期まではよくライブで演奏してました。ＤＩＱで是非やってほしい曲の１つです。１０はもう名曲中の名曲です。このとき今井寿は２２歳。２２歳でこの名曲を作れるというのが凄いです。
６日後の１１月２７日に「ＢＵＣＫ－ＴＩＣＫ」という単行本が発売されました。バンド結成からメジャーデビューまでを綴ったヒストリー本です。しかし何故かヒデとユータはあっちゃんと今井を呼び捨てにしてるし、アニイ加入がユータに泣きつかれてということになっています。なんかイメージ作ってるような…。しかしよくよく考えてみると、５人の素の姿なのかも。普段ではくだけた感じで接しているだろうから、多少は脚色してはいてもイメージとしては外れていないのかも。
それでもメジャーデビューしたばかりの初々しいＢ-Ｔ姿が見られる貴重な資料です。メンバー各々の好き嫌いの項目も面白いです。あっちゃんは好き嫌いに自分と入れてるのがなんからしいというか。今井もあっちゃんとは違った意味でらしいというか…好きに喉が渇いたときウーロン茶を思いっきり飲んで喉をヒリヒリさせること。…なんだこれは(^^;)ヒデの好きには、女性の髪の匂い。男の子ですなヒデさん（笑）ユータの嫌いに満員電車中のオヤジの頭の臭い。確かによく分かります。私も嫌いです。アニイの嫌いに自分よりうまいドラマー。おそらくボンゾやキース・ムーンや高橋まことは対象から外れているとは思いますが。アニイのことだから多分シャレだろうな。
そして１２月１１日日本青年館にて「ＢＵＣＫ-ＴＩＣＫ現象３」が開催されました。もちろんライブは大成功でした。こうして念願のメジャーデビューを果たした１９８７年が終わり、怒涛の１９８８年がスタートします。ＢＵＣＫ-ＴＩＣＫにとって最も過酷な１年が始まります。
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