響の杜バンド人力車

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29.語り継ぐこと


当時、お国の為と学生(18~20歳)学徒出陣:予科練の志願兵:
そして、21歳以上の健康な男児達は、たった1枚の『赤紙』により全ての者が招集された。
戦争という死に場所へ
これは、80歳になった一人暮らしのおばぁちゃんが語ってくれたことです。

『語り継ぐこと』 :SHUN

私が まだ 若かった頃
この国は 戦争を始めた
愛する人を 連れ去って
二度と 戻しては くれなかった

幼い 乳飲み子を 抱きながら
空襲警報に 怯え
防空壕へ 身を潜め
泣き叫ぶ わが子を なだめてた

(サビ)
食べることすら 自由にならず
生きることだけで 精一杯だった
何も望まなかった ただ みんなが
無事に暮らせることだけを


私の身体が 日に日に窶れ
わが子の泣き声も小さくなった
お乳の出ない 乳房を吸いながら
眠るようにあなたは天へ召された

大空襲で この町も
全て 焼き尽くされて
悲しむ暇も うなだれることも
出来ないほど 疲れ 果てていた

(サビ)
夫を亡くし わが子を亡くし
全てを奪った 戦争を
もう二度と 繰り返すことなんか
決して 許しては いけない

(間奏)

身寄りを亡くした 子供たちが
方々に 引き取られ
つらく悲しい 労働にも耐えて
生きるすべを身に着けた

今の時代に 暮らす人は
なんて愚かなことだろう
物があふれ 欲にまみれ
生きる意味も 見失ってる

(サビ)
何も無くていい 愛する家族と 
共に暮らせる 平和があるなら
互いを想い 共に過せる 
時間を大切に 生きよう


今 この 80年の
人生を振り返ると
いろんな人に 助けられて
これからも 支えられていく

(サビ)
淋しくないよ あなたが時々
こうして尋ねて きてくれて
私の話を 聞いてくれるだけで
それだけで いいのよ


食べることすら 自由にならず
生きることだけで 精一杯だった
何も望まなかった ただ みんなが
無事に暮らせることだけを
夫を亡くし わが子を亡くし
全てを奪った 戦争を
もう二度と 繰り返すことなんか
決して 許しては いけない
何も無くていい 愛する家族と 
共に暮らせる 平和があるなら
互いを想い 共に過せる 
時間を大切に 生きよう
淋しくないよ あなたが時々
こうして尋ねて きてくれて
私の話を 聞いてくれるだけで
それだけで いいのよ




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