フョードル・イワノヴィッチ・シャリアピン

シャリアピンの最も有名な役柄は、「ボリス・ゴドゥノフ」の主役であるが、 リムスキー=コルサコフの「イワン雷帝」(「プスコフの乙女」の改題)、グノーの「ファウスト」のメフィストフェレス役、マスネの「ドン・キショット(ドン・キホーテ)」なども有名である。また、ムソルグスキーの「 ボリス・ゴドゥノフ
「ボリス・ゴドゥノフ」中のシャリアピン(1921年)
Chaliapin "black eyes"
http://www.youtube.com/watch?v=uAXTewbn6Vg&feature=related
ちなみに、「黒い瞳」という言葉はここではロマ(ジプシー)の女性の煽情的な魅力の象徴として用いられており、その魅力に取り憑かれた男性の苦悩と激情がこの歌の主題である。旋律もロマの音楽に特徴的なハンガリー音階に基づいており、ロシアのジプシー歌謡を代表する名曲として親しまれている。しかし後述のように民族的な出自からいえば、実際にはウクライナ人とドイツ生まれのロシア人の手になる作品である。
この歌を世界的に有名にしたのは、 フョードル・シャリャ ーピン である。シャリャーピンはこの歌に自ら詩を書き足してレパートリーに加え、革命後の1922年に出国して事実上の亡命者となってからは世界各地の公演で披露した。これにより「黒い瞳」は、世界で最も有名なロシアの歌の一つとなったのである。
タンゴの「黒い瞳」を参考に下記する。
(黒い瞳のナタリー フリオ・イグレシアス)
http://www.youtube.com/watch?v=b6w_NokhlgY&feature=related
以前 紹介した通り、1936年の日本滞在中、シャリアピンは入れ歯の不具合に悩んでいた。宿泊先の帝国ホテルのレストラン「ニューグリル」の料理長であった筒井福夫は、シャリアピンの要望に答えるため柔らかいステーキを作る調理法を考案した。肉をたたいて薄く延ばし、それを玉ねぎに漬け込んで柔らかくして焼き上げ、更にみじん切りの炒め玉ねぎをかけて供した。シャリアピンはそれを気に入ったとされている。帝国ホテルは、その料理をシャリアピンの名前から「シャリアピン・ステーキ」と名づけた。
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elsa.さん
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alisa.さん
曲まめ子さん