[ ハイカラ]
ハイカラは 西洋風の身なりや生活様式をする様子、人物、事物などを表す日本語の単語。
明治時代の流行語・俗語ですが 広義には 二次世界大戦までの西洋化風潮まで含めます。
「ハイカる」という動詞も生まれ「ハイカった人」などのように使われたようです。
しかし 戦後になると もとの意味に近いニュアンスで使用されることは少なくなり むしろ「ハイカラ」という語が流行した時代の風俗を象徴したり 懐古調の雰囲気を出すために使用されることが多くなり ドラマや小説などでは 人物の年齢や時代を演出する目的にも用いられることもあります。
語源は 明治時代の男子洋装の流行であったハイカラー(high collar 、高襟)のシャツ。
つまりワイシャツの襟なのです。このような高い襟をつけた政治家や官吏を指して 毎日新聞が紙面の「当世人物評」で1899 年-1900 年頃から「ハイカラア派」・「ハイ、カラア党」などと使い始めたのが流行したもの。
当初は保守主義者を「チヨム髷党」と揶揄し 逆に開国主義者や進歩主義者のキザな感じを冷評する際 その象徴として特徴的な高襟の服装を指したのです。
従って 本来は西洋かぶれ・外面や形式のみを追い求める軽佻浮薄な様子などの負の意味が強かったのですが 転じて 進歩的・近代的・華麗・優美・お洒落など 肯定的な意味合いも強くなったという訳。
( ハイカラ節)
ゴールド眼鏡のハイカラは
都の西の目白台
女子大学の女学生
片手にバイロン ゲーテの詩
口には唱える自然主義
早稲田の稲穂がサーラサラ
魔風恋風そよそよと
チチリンリンと出てくるは
自転車乗りの時間借り
曲乗り上手と生意気に
両手放した洒落男
あっちへ行っちゃあぶないよ
こっちへ行っちゃあぶないよ
あああぶないと言ってる間に
ソレ落っこちた
洋服姿のバンカラは
電車の車掌か運転手
色は真黒けで髯ぼうぼう
乞食袋を肩にかけ
もうし危い動きます
切符の無い方切りましょか
込み合いますから懐中物御用心!
http://www.youtube.com/watch?v=MUimO1KU89E&feature=related
色々歌詞が有り この動画の歌詞は 上記とは一致しません。
なお 私は この時代に棲息していませんからね。誤解しないでください。
これは 現代。懐古イベントですね。
[バンカラ ばんから 、 蛮殻 、 蛮カラ )]
ハイカラをもじった語で 明治期に 粗野や野蛮をハイカラに対するアンチテーゼとして創られた用語です。
一般的には言動などが荒々しいさま また あえて そのように振る舞う人をいいます。
典型的なスタイルが弊衣破帽。
これは 着古し擦り切れた学生服(弊衣)・マント・学帽(破帽)・高下駄、腰に提げた手拭い、長髪(散切り頭に対するアンチテーゼ)などを特徴とするスタイルで 第一高等学校を中心とした旧制高等学校の生徒が流行の発端です。
粗末な衣装によって 「表面の姿形に惑わされず真理を追究」する姿勢を表現したものです。
また ハイカラのアンチテーゼとしてのバンカラは武士道にも通じ 「単に外見の容姿のみに留まらず 内面の精神的なものも含めた行動様式全般」 ともいえます。
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elsa.さん
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曲まめ子さん
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alisa.さん