英語圏で最も古い大学であるオックスフォード大学の拠点です。
オックスフォードは「夢見る尖塔の都市」としても知られています。
この言葉は 詩人マシュー・アーノルドが 大学を構成する建造物が建築として調和を実現していることに関連して造語したもの。
市の標語: Fortis est veritas (ラテン語:"真理は力である")
●ラドクリフ・カメラ( Radcliffe Camera )
イギリスオックスフォード大学の図書館の一部。
口語でラドカム (Rad Cam)あるいは1930年代には 「オックスフォードのer」 (Oxford "-er") 式にラダー(Radder)と呼ばれていたそうです。
英国風パラディオ式の建物。オックスフォード大学のラドクリフ科学図書館として 1737年から1749年にかけて建設。現在は閲覧室として使われている。なお カメラとはラテン語で 「丸天井の部屋」を意味します(写真機の意味はそこから派生したもの)。
●オックスフォードのパント舟
夏場には テムズ川 (オックスフォードを通過して流れており オックスフォードあたりの上流では 時として 「アイシス」とも呼ばれる)やチャーウェル川での平底の小舟である 「パント」を使った舟航の旅に人気があります。
●サクソン・タワー (市で もっとも古い建造物)
[オックスフォード大学]
オックスフォード大学 ( The University of Oxford )は オックスフォード市に本部を置くイギリスの公立および私立大学。11世紀に設置。
英語圏では最古の大学です。
47名のノーベル賞受賞者、25名のイギリス首相、6名のイギリス国王、50名以上のオリンピックメダリストなどを輩出しています(2008年現在)。
ケンブリッジ大学は ここに所属していた学者が1209年に移動して形作られたとされています。
オックスフォード大学では 大学 (University) の運営は 学科 (department) と カレッジ (college) が並列に行っており 教育体制としては カレッジと学科が複雑に相互依存。
大学への入学は カレッジに認められなければならず 授与される学位も 学科での審査とカレッジの認証によって 大学から与えられます。
カレッジは 学生を学科に送って講義 (lecture) を受けさせる一方で 少人数性(通常は3人以下)の個別指導 (tutorial) や中規模 (4 - 15人程度)のクラス (class) を独自に(専門性が強くなると学科に委託して)主催し 学科で行われる試験に備えさせます。
学部生 (undergraduates) は 教育・生活の両面で カレッジへの依存性が強いのですが 大学院生 (graduates) になると カレッジ外に住む割合も増え 学科にある研究室や図書館などで行う研究活動が中心になります。
●オックスフォード大学の紋章。
ラテン語で Dominus illuminatio mea (主は我が光)と記されています。

基本的には さまざまな学問分野の研究者と学生が揃っており 学際的な環境にあります。
日本語では カレッジ が 単科大学 をさす場合も多いですが オックスフォード大学やケンブリッジ大学のカレッジ制度は 性質が大きく異なるので 後者を あえて 「 学寮」 や 「 コレッジ」 と 呼ぶこともあるのです。
米国のカレッジ制度とも異なるので 便利な表現ですが 学生の多くと一部の教職員とが 寝食を共にし そこで共に学ぶという 英国内でも まれなシステムです。
それぞれの カレッジ には 得意とする専攻分野がありますが
●Skyline of the city of Oxford (University of Oxford)
●Magdalen College, Oxford

http://www.youtube.com/user/OxfordSBS?gl=JP&hl=ja#p/a/A9438BDC681A1AFC/0/vxAU88LxLis
https://www.youtube.com/watch?v=y3JNS7pNhts
[ケンブリッジ(Cambridge)]
イギリスのイングランド東部にあるケンブリッジシャーの州都。
●King's College Chapel
[ケンブリッジ大学]
校訓は Hinc lucem et pocula sacra (From here, light and sacred draughts)。
ケンブリッジ大学は 31のカレッジから成るカレッジ制を採る大学。
カレッジは 「学寮」とも訳され 全ての学生は学部生・大学院生を問わず どこか必ず1つのカレッジに所属することになっています。
歴史的に見れば カレッジは教師と学生が寝食を共にし そこで共に学ぶという修道院の形態に由来。
19世紀の半ばまで 教員は英国国教会徒であること および生涯独身であることなどが 義務付けられていましたが 19世紀を通じての大学改革により こうした義務は緩和されています。
現在では 国教会に限らず カトリックのカレッジも存在。
かつては それぞれのカレッジに強い学問分野や特徴があり 現在では その名残が一部に見られるものの 基本的に どのカレッジも様々な分野の勉強をする学生や研究者が集まっています。
そのため 分野を越えた人間関係を作り 学際的な研究や知的なフォーラムの生まれる可能性が高いこと また学内のカレッジ間で学究やスポーツ・文化活動などについて 自発的な切磋琢磨を誘発しうることなどの点で 強みを持ったシステムとなっているのです。
その一方 現代の大学としては カレッジ間の財政格差が著しいこと、大学事務が煩雑で非効率になっていることなど、種々の弊害も指摘されることがあります。
ケンブリッジ大学には もともと他の大学とは異なった しきたりやルールが多数存在。
例えば かつては大学の自治警察に町内の警察権が与えられていたり 大学にワインや食料を独占的に販売する特権が与えられていたり 学生がカレッジの外に出る際にはガウンを着用する義務があったりしたのです。
それらは 数百年にわたる大学改革によって 徐々に姿を消してきましたが 例えば 授業期間中は大学教会であるセント・メアリー教会から2マイル以内に居住しなければならないこと、カレッジごとに「フォーマル・ホール (formal hall)」と呼ばれる晩餐会が設けられていること、所属するカレッジのフォーマル・ホールではガウンを着用することなど、中世由来の慣習の一部は現在でも通用しています。
学部生の教育は 伝統的には カレッジで教員と学生の1対1で行われていたのです。
こうしたカレッジの責任で行われる指導を 「チュートリアル (tutorial)」と呼び チュートリアルを施す教員を 「チューター (tutor)」と呼びます。
現在では このチューターは 形骸化しており 単に生活面で学生の面倒を見る教員を指すに過ぎなくなっています(ほとんど全ての学部生が親元を離れてカレッジ内で生活するため)。
ただし 「シニア・チューター (senior tutor)」と呼ばれる各カレッジのチューターのリーダーは 現在でも それぞれのカレッジの教育の最高責任者と見なされており いわば「教頭」格の存在。
オックスフォード大学とは 強いライバル関係にあり 両大学合わせて Oxbridge (オックスブリッジ)と呼ぶことも多いです。
両校の間では スポーツなど各種の親善試合が頻繁に行われ 中でも有名なのは 毎年春にロンドンのテムズ川で行われるボートレース (レガッタ)です。
両大学は 互いに 「あちら( the other place, another university など)」と呼び合うだけでなく パントと呼ばれる舟遊びでも逆方向から漕ぐ徹底振り。
市内中心部を諸カレッジの壁面が覆うことから オックスフォード大学が 「大学の中に町がある」と言われるのに対し 市内中心部が明るく伸びやかな雰囲気のあるケンブリッジ大学は よく 「町の中に大学がある」と称されます。
時に 「ケンブリッジ大学という名前の大学はない」「ケンブリッジ大学とは 複数のカレッジの集合体に過ぎない」と実しやかに言われることがありますが これらの描写は適切ではありません。
例えば 大学院生の入学の権限や学部生・大学院生への学位授与の権限は 個々のカレッジではなく大学 (university) に属し また大学の研究活動の中心を担っているのは各学部学科・研究科であり これは カレッジではなく大学の下位機関なのです。
いまだ カレッジ制を維持しているとは言え 現在のケンブリッジ大学は ロンドン大学やパリ大学のようなカレッジの集合体ではないのです。
http://www.youtube.com/watch?v=IfBic5tuptg&feature=related
私がオックスフォードやケンブリッジを訪れたのは 産学共同の輪を広げるためでした。
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elsa.さん
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alisa.さん
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曲まめ子さん