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2010.09.07
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カテゴリ: エンタメえんた
公開時に見そびれの本作。大学図書館で借りてきた。

見ながら、

「ああ、そういや、マイケル・ムーア、ミシガン出身だったねー。
 あー、フリントだ!そういや、フリントの話、こないだ誰かがしてたなー。」

ってことを思い出す。
というわけでマイケル・ムーアのおひざもとでの鑑賞でございます。


Yahoo! 映画「キャピタリズム ~マネーは踊る」
(原題「Capitalism: A Love Story」)

- http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id334483/


で、一言で感想をいうと・・・


うん、わかりやすい!そして爽快!


1%の超金持ちが95%の富を独占するこのアメリカの状況。


(ローマ帝国のパロディは秀逸だったなあ)

「十分な努力さえすれば自分もいつかはあの金持ちのようになれる」
という絶対にあり得ない幻想を抱くように仕向けられており。


そんな金持ちはさらに金持ちに、貧乏人はさらに貧乏になっていくさまを
企業の従業者保険の話、サブプライムローンの話、
ハリケーン・カトリーナの話やらを交えて描き出していく。


わー。
大変だ。悲惨だ。絶望的だ。


しかし、ここでおわらないのがマイケル・ムーア的。
次に彼は「どーしたらいいんだ?」って話にうつっていくんだな。


簡単に言うと

・資本は独占されているかもしれないけれども、
 貧富の差に関係なく、国民には1人1票という平等な権利を有しているんだ!



要は

・政治的変革を!現在の大資本、もっといえば大手金融機関優遇の政策にNoを!

ってな主張。
(どうでもいいけど「Noを!」って書くとどっかの党のビラっぽくなるなあ(笑))。

今すぐ行動を!
ぼくらにも世の中、変えられるんだ!


ということで・・・
マイケル・ムーアがオバマ支持なのはいうまでもない。


ま、
大手金融機関を保護したほうがいいのか、しないほうがいいのか、
経済全体への影響なんかも考えたとき国民の生活を圧迫しないのはどちら?
とかとか経済の動きの難しい話はおいといてさ、

こういう話の「行き詰ったね、どうする?」って話の先に
「投票」ってなところに希望を見出すのは
あまり日本では考えられない論理展開だよね。

本当に有効なのかどうかはさておき、
そこにまだ光を見いだせちゃうあたりには若干うらやましさを感じたりした。


というわけで、
「資本主義、うまくいってたはずなのに、どこでおかしくなっちゃんだろうね?」
という、昨今多くの人が感じてる問いにわかりやすい回答を準備したマイケル・ムーア。
わかりやす過ぎる回答のあやうさを感じなくもないけれども、
このわかりやすさこそが彼の映画の魅力なんだろうな、ということをしみじみ。

まー、
内容としてはもちろん意見の分かれる映画ではあるんだけど、
ドキュメンタリ風オピニオン映画を「エンタテイメント」として見せる力は
やっぱりさすがだよな、ということで。





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最終更新日  2010.09.09 00:38:51
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