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オーケストラは素敵だ(茂木大輔)


くさり-ホラー短編集-(筒井康隆)


本の運命(井上ひさし)


紹介して頂いた本☆


読了本


未読本


2004.12.31
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カテゴリ: ブックリスト
今年も新しいものから古いものまで、いろんな本を読んだ。印象深いものから『電車男』『半落ち』『夜回り先生』『呪怨(?!)』等など・・・。


前半期には、同僚に紹介してもらった石田衣良の「池袋ウエストゲートパーク・シリーズ」の虜になった。スピード感がたまらなく良い。文庫では三巻までが発売されている。書き出しや比喩にはハルキっぽい(村上春樹♪)ところがあり、何よりも都会的なのと登場人物の奔放さに愛着を持ってしまう。最近では「少年たちを主人公」にした作品ばかりでなく、ファンタジーの世界にも手を広げている。石田衣良。これからも注目していきたい作家の一人だ。

次に、今回直木賞を受賞した奥田英朗の『空中ブランコ』と、そのシリーズにちなんだ『イン・ザ・プール』とを続けて読み、彼の作品世界にハマッてしまった。俄然、面白い。
問題精神科医である主人公、伊良部一郎(カバのような巨体に幼児のような発想をそなえる)の行動・言動はもう爆笑必至。いったいどっちが患者なのか? というツッコミを入れつつ(と同時に筒井氏の唱える「人間ミナビョーキ」という定理に納得もしつつ)読んでいくうちに、患者たちの、これまた一風変わった病状が治っていき、その過程で読者も不思議なカタルシスに包まれていく(ただし電車内で読むことはあまりお勧めできない。突然、吹き出したりしては、乗客たちに変な目で見られること請け合いなので)。
余談ではあるが「伊良部先生シリーズ」は、現在コミック版も発売されており、来年度には映画化もされるそうだ。

それから彼の犯罪長編小説の部類に入る『邪魔』、『最悪』というのを続けて読んだ。複数の物語が終盤あたりで一つに収斂されていく様はまさに芸術的だ。また彼の作品は、構成と人物描写がとても巧みで、だからこそ物語の中に引き込まれてしまうのだろう。
ほかの短編集では中堅サラリーマンをおもな主人公に置いている『マドンナ』がオススメ。
それにしても、作中で描かれている、社内での複雑な人間関係、それから中年社員の哀愁ただよう心理が、まだ青年である(と自分では思っている)私の身を持って理解できるのは何故だろう・・・。



(ただいま審査中・・・しばらくお待ちください・・・)

さーて、2004年度のマイ・ベスト・ブック・オブ・ザ・イヤーは・・・ジャラジャラジャラジャラ・・・ジャジャーン!! 奥田英朗の『空中ブランコ』に決定ぃぃ!!!パチパチパチ(拍手)

来年も面白い本に巡り合いたいな。さーて、読書飛行の旅はまだまだ続きそうだ!
ところで、みんなの2004年度ベストブックはどんな本でしたか?





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最終更新日  2004.12.31 22:19:53
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