島ナイチャア日和

島ナイチャア日和

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2011年08月07日
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今まで何度も見る機会はあったのだけど、
なんとなく腰が引けて、見られていなかった作品です。

80年代後半の作品と思えないくらい、
70年代風なビジュアルで、
(撮影は82年から始まっていたらしい)
極端にキャラが立った奥崎謙三という人物を、
良し悪しに拘らず無言で撮り続けるカメラ。
前作、「極私的エロス・・・」で、

しまいにはブレブレのフィルムをクランクアップさせてしまった、
ヘタレの「原クン」らしいなぁ、と感じたりしました。
けど、この監督っていつもおいしい素材を扱っているんですね。
ドキュメンタリーでありながらキャラ過剰な素材ばかり、
どうやって集めて来るのか、
その嗅覚を知りたい。
トークショーで監督を見かけたことがありますが、
温厚そうなネズミ男みたいな風貌で、
こんな凄い人たちと恋い交流を持っているとは思えないくらいの人でした。

自己の責任に於いて暴力を行使すると宣言する奥崎氏の言動は、
今、見ると電波来ちゃってる系なのだけど、

ドキュメンタリーの枠を軽く飛び越えて、エンタテイメント作品としても、
充分鑑賞に値する作品となっている、この普遍性。

そんな奥崎氏にも実は姉さん女房がいて、
バッテリー商という日常があるわけで、
周囲との軋轢を生みやすい夫の行動を柳に風と受け流す、

前面には出ず、カメラに向かって語ることもなかったけれど、
彼女の存在が一番凄いと思いました。

昭和のサブカル系究極の一本かも知れません。





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最終更新日  2011年08月07日 14時34分44秒
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