本日は中1の授業でしたが、このブログは全学年対象です。
<丸付けがいい加減>
◆丸付け(自己採点)を出来ない子が多いです。間違っているにもかかわらず、平気で丸を付ける子が大勢います。 このタイプの子は例外なく勉強が出来るようになりません 。
そもそも問題集を解く目的は、自分が出来る問題と出来ない問題を「仕分け」して、「どの問題(単元)を重点的に勉強すべきか」をあぶり出すためです 。
ところが、その「仕分け」の段階で、「間違っている問題」を「合っている側」へ仕分けしてしまう子がいます。これでは 問題集を解く意味が半減どころが、ゼロになってしまいます 。
◆それに、こうした自己採点が出来ないタイプの子は、先生からの「信用」をも失います。
企業で言えば、不良品か良品か(店頭に出せる商品か出せない商品か)を仕分けする仕事は大変重要なセクションです。最終チェックが甘く、不良品を世に出してしまった瞬間、その企業は社会の信用を失います。食品偽装問題、飲食店の食中毒問題、自動車のリコール問題、ハウスメーカーの欠陥住宅問題。これらすべては、最終チェックが杜撰(ずさん)なため起こる問題です。古くは森永ヒ素中毒事件がそれです。新しいものでは、プロ野球の反発球問題。小保方さんの事件も、最終チェックの甘さに分類していい問題でしょう。
とにかく、不良品と良品の仕分けというのは大変重要で、 これが出来ない会社は一気に信用を失う のです。
丸付けも同様です。丸付けがいい加減なメンバーが半数近くいる今年の中1。今までこのブログで書いてきませんでしたが、キャラベル史上最も勉強が苦手な子が揃っていると言われていた昨年の中1(現中2)よりも、さらに勉強が苦手な子がそろっています。その原因は様々ありますが、 最大の要因はみなさんの「いい加減さ」です 。
<テスト勉強がいい加減>
本日の英語のテスト。何と合格者数がクラスの3分の1に満たないという有様。前回授業時にテスト内容を予告し、授業でも解説した内容です。問題もほぼテキストのまま。それでも満点が取れない。
「再テストの子が自分以外にも大勢いて安心」と思った子も中にはいるでしょうが、その安心感がまずいのです。 クラスの雰囲気を「再テストが当たり前の空気」にしないでください 。「合格よりも不合格の方が当たり前」という空気が一度作られてしまうと、 そのクラスは終わります 。ここは集団塾です。 連帯責任のつもりで、テスト勉強をしてくること 。
<再テストの丸付けもいい加減>
本日の授業後、再テストを行いました。いったん生徒達に自己採点をさせたところ、 なんと3名以外全員が、間違っている問題に○を付けていました 。さきほどの繰り返しになりますが、これでは絶対に成績は上がりません。
罰として、上記の子達は宿題を5回反復してくること 。罰則はあまり好きではありませんが、 君たちは一度痛い目に遭ってください 。
なお、採点の途中で間違いが見つかったにもかかわらず、こっそりシャープペンシルで直したと思われる子も同様の措置とします。 疑われるような答案や行動は最初からしないこと 。
<問題の解き方がいい加減>
たとえば英語の問題集。
勉強の出来る子は、頭を使いながら解いています。具体的には、解説ページに書いてある重要事項を頭の中で反芻(はんすう)・咀嚼(そしゃく)しながら解きます。 解説ページの内容をきちんと理解し、覚えているので 、 自然と基本問題のページも標準問題のページ も発展問題のページも解けます 。
一方、勉強の出来ない子は、解説ページの内容と基本問題のページは全く別物(べつもの)になっています。
たとえば、塾の先生が「次回P45をテストします」と言えば、P45だけを覚えてくる。最悪なケースでは、解答だけを覚えてくる。だから、次の授業で「今度はP46をテストします」と言われたら、再びP46をゼロから暗記する羽目になる。p47のテストの時は、またP47をゼロから暗記。p48になったら、再びP48を丸暗記。この繰り返しです。原理原則を理解していれば、1つのルールでP45~48まで解けるのに、理解がいい加減だから1ページごと暗記することになる。
学校のテストでも、塾で勉強した単元であるにもかかわらず、ちゃんと頭を使って理解していないもんだから、再びワークの棒暗記に走る。
そして、入試の時にお決まりのセリフです。
「先生。やったことのない問題ばかりでした・・・」
みなさんの勉強法は、言葉は悪いのですが、非常に頭が悪い方法でやっています。原理原則を理解せずに、 ただ単に暗記しているだけなので、「そのページの問題しか」解けない のです。もう少しきちんと頭を使った勉強をすること。
とにかく、問題集への取り組み方がいい加減なのです。
<だから落ちてしまったのです>
キャラベルの塾生の8割は、中学受験(主に都立中)で不合格になった子達です。どの学年にも中学受験で不合格になった子が大勢います。
そうした塾生には厳しい言葉になりますが、あえて言わせてもらいます。
上記のような勉強を繰り返していると、高校受験で再び同じ悲劇が繰り返されます。
都立中学の適性検査というのは、いわゆる「頭を使う」問題です。入試当日に頭を使えない子(思考力のない子)には太刀打ちできない問題が出題されます。
みなさんの勉強法(特に英語)を見ていると、いかに今まで頭を使わずに勉強してきたのかがよく分かります。
ちょっと毒を吐くと・・・
「だから不合格になってしまったのです」
いいですか。今のままでは、また高校受験で悲劇が繰り返されます。どうか、その悲劇を食い止めましょう。
中学受験で落ちたことは、いつまでも気にしていても仕方ありません。うじうじ悩んでいても仕方ありません。だから落ち込まないで結構です。
でも、忘れてはいけません
。
不合格になったことを気にする必要は全くありませんが、忘れては絶対にいけないのです 。
あの不合格の悲しみを忘れてしまったら、きっと再び同じ悲劇が繰り返されます。
結果には、必ず原因があります
。原因のない結果は、この世に存在しません、。
松浦静山の有名な言葉に「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という言葉があります。
受験で言えば、合格には「たまたま」がありますが、不合格には「たまたま」はないということです。 つまり、不合格には必ず原因がある のです。
私から見て、皆さんの成績が伸びない原因や入試に落ちてしまった原因は
「いい加減」
この一言に還元されます。
宿題のやり方もいい加減、ノートの書き方もいい加減、テスト勉強もいい加減、先生の話の聞き方もいい加減、時間の使い方もいい加減・・・
とにかく、全てが「いい加減」なのです。いい加減は、塩コショウとお風呂だけで十分。勉強と仕事でいい加減だと、あらゆる信用を失います。
成績が上がらない、偏差値が上がらない、入試に落ちた。全てに原因があります。そして、うちの塾生の多くの子は、「皆さん自身が持っているいい加減さ」がその悲劇を引き起こしていると私は感じています。
どうか、 一つ一つのページに、精一杯、魂をぶつけるつもりで真剣勝負してください。
合格発表時に辛い目に遭わないために、今この塾で辛い目に遭ってください。不合格になってから泣くのではなく、今のうちに泣きながら勉強してください。
※このブログは中1生にだけ書いているのではありません。全学年の子にいえることです。
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