◆私が授業中に話す内容は大きく3つに分かれます。
【1】教科に関係すること。いわゆる世間一般で言う「授業」の部分
【2】授業とは関係のない雑談(勉強に関する心構え、考え方、受験戦略、計画の立て方、説教、勉強法など、中学生向けのビジネス書的な内容の話)
【3】どうでもいい(くだらない)話
以上の3つです。
そのうち、 【3】番目の「どうでもいい(くだらない)話」
はメモする必要はないのですが、【1】と【2】については、メモしないと塾に来ている価値が半減しますし、授業料を半分以上ドブに捨てているのも同然です。
【1】について
◆塾に来ているのですから、参考書やテキストに書いていない「考え方」「特殊な解法や別解」「得する話や考え方」「高校内容や大学で習う知識」などが出てきたらメモをするのが当たり前だと思っていたのですが、今年は各学年全くと言っていいほどメモを取りません。(特に学力下位層)
まあ、興味がないのでしょうね。もっと言えば、「頭が良くなりたい!」「勉強が出来るようになりたい!」「今の現状を変えたい!」という根本的な欲求・野心がないのでしょう。この根源的とも言える「なりたい!」という欲望がないと、勉強に限らずどの分野でも成功に至ることはまずないでしょうね。天才でもない限り。
◆テキストや教科書に載っている知識以外は一切必要ないというのなら、 いっそのこと教材だけ購入して自分で独学していた方が良いと思う
のですが、いかがでしょう?
◆ 中には「発展的な知識や別解はどうせ聞いても覚えられない。無理」という人もいますが、もうこれは勉強から足を洗ってください
。塾も辞めた方が良いと思います。なぜなら、このタイプの人はもう「勉強の寿命」にさしかかっているからです。
例えば、スマホの話。新しい機能が出てきたら「お!便利になった!これは使おう!」と思うのは誰でしょう?
そうです。バリバリのビジネスマンや若い中高生です。彼らは新しい機能が追加されたらすぐに飛びつきますし、使いこなします。
一方・・・
スマホに新しい機能やアプリが出てきたときに、「あら~・・・、また変な機能が付いたのね~。わたし、これ以上複雑になっても分からないわよ。もう電話だけかけられればいいのに・・・」と言うのは誰でしょうか。
そう。高齢者です。それも「後期高齢者」のおじいちゃん、おばあちゃんです。
勉強でも同様です。塾の先生が新しい知識や便利な公式を教えたときに、逆に迷惑そうな顔をする子がいますが、私はこうした子達を「 勉強の後期高齢者
」と呼んでいます。便利な公式や道具が増えたのに、それを迷惑に感じるのなら、もう残りの命はわずかです。じきに寿命を迎えます。パトラッシュと一緒に天国へ昇っていってください。
「パトラッシュ・・・疲れたろう・・・。僕も疲れたんだ。なんだかとても眠いんだ・・・パトラッシュ・・・」
←勉強机の君たち
きっとお医者さんならこう言うでしょう。
「最後の月日を大好きなご自宅で、大好きな家族と過ごさせてあげてください」と。
だから、私も「勉強の後期高齢者」にはこう告げます。
「早く勉強をやめて、大好きなテレビゲームや漫画に囲まれて素敵な余生を過ごしてください」と。
◆せっかく保護者の方が高い授業料を支払って通わせてくれているのにもかかわらず、 一番情報価値の高い「本日のハイライト」とでも言う部分をメモも取らずに聞き流している
。これでは来ている意味が全くありません。映画で言えば、クライマックスの部分を見ないで帰るようなものです。日本武道館へ24時間テレビを見に行ったのに、サライも歌わず、マラソンのゴールも見ず、ただただお金を寄付して帰ってきたようなものです。しかもその募金が山口メンバーと吉澤ひとみのギャラになっていて、飲み代に使われているようなものです。そのくらいお金をドブに捨てているような行為だと自覚してください。
【2】について
◆本日、中3Aクラスの授業終了時に、
・勉強を始める前の4つのポイント
・勉強を終えて寝る前の2つのポイント
合計「6つの大切なルーチン(メンタルトレーニングを含む)」について話しました。これは君たちが「大逆転」を演じるための、そして『逆転のキャラベル』の主役になるための大切な6項目です。
ところが、当塾の偏差値上位組の子はメモを取っていたのですが、 ぼーっとしていて、何も聞いてなさそうな子が数名いた
ので (ほとんど下位層です。下位にいるということは下位にいるだけの理由があるのです)
、そのうちの1名に「今の6つのポイントを言ってください」と言いました。案の定、一つも答えられませんでした。
彼にとっては、私の話など情報価値がないのでしょう。彼の頭の中は「早く帰りたい」で埋め尽くされていたのだと思います 。
しかし私は、 もし君達に何の問題もなければ、わざわざ 【2】のタイプ
の雑談をすることはありません
。本当に問題がないのであれば、私は何も話しません。それをわざわざ時間を取って 【2】のタイプの話
をするということは、 君たちに問題が山積みしているということです
。
ところが、 「こちらが話を聞いてもらいたいと思っている生徒ほど全く話を聞いていない」法則 というのがありまして、この法則が本日も発動したわけです。結果、出来る子はますます出来るようになり、出来ない子はいつまでもそのままという・・・。
進学塾、それも当塾のような個人塾を選ぶということは、塾長に弟子入りすることに近いのです。その塾長である私が話す内容を聞かないというのなら、もう塾に来る意味は半減します。親と先生がいくら頑張っても、 肝心の本人が全く知識を拾いにいかない
のでは、現状は全く変わりません。変わらないどころか、段々偏差値も成績を下がっていくはずです。それに、 知識を拾いに行かないというのは大変致命的で、私はこれは生きる意欲も低いのではないかと考えています
。
ちなみに、「人の話をきちんと聞けない人」と「普段の行動がきちんとしていない人」は、多くの場合において一致しています。そして、このタイプの人は、どういうわけか2学期の中間期末で過去最低の結果を出します。しかし、それは偶然の結果ではありません。受験において、結果は全て必然です。
いろいろなことがきちんと出来ていない子達。今のままでは、お母さん、きっと悲しみますよ。親を喜ばせたいのなら、現状の君たちでは無理です。今すぐ変われと私や親がいくら言っても無駄でしょう。とにかく、自分から変わりなさい。あなたが変わらない限り、いくら授業で知識を伝えても無駄です。
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