2014春　追憶

２０１４年も、まもなく半分の時が過ぎてゆきます。私事ですが、この半年に色々な出来事がありました。身内の葬儀は精神的にもかなり参りました。入院時から覚悟していた筈ではありましたが、直面するとやはり冷静では居られないものですね。２年続いての身内の不幸でしたので、自分の人生について考えるようにもなりました。自分の思う様に生きている人がどれだけ居るでしょうか。後悔なく死ねる人生だと思える人がどれだけ。。。死を悟り、「まだ、死にたくない。」私に縋り付いて泣く母が可哀想で無念で。私はいい娘ではありませんでした。いつも反抗して、親孝行といえるようなことも殆ど出来なかった。病気の影響で、私に対して何度も辛辣な言葉で責める母を寛容に受け流してあげることも出来ず、つっかかったこともありました。もっと許してあげるべきだったよね。何でも聞いてあげなくちゃいけなかったよね。今、それを悔やんでも遅いのです。最後に帰省した時に、私の作るご飯を１日３食きちんと食べて、美味しいと言ってくれた事。嬉しかった。一緒に入浴して昔話で盛り上がったこともありました。日常のそんな些細な出来事が忘れられない思い出になるんですね。今春、母の死が近づくにつれ、後悔のないように日々を大切に生きてゆきたい。私はそう思うことが多くなりました。そして、何年も心の中にある諦めていた願望をもう一度叶える為に、忘れられないあの方へメッセージを送ってみたのでした。。。