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「ただいま」と言っても、誰も答えてくれません。
カミさんが私の前から消えてしまった。
三ヶ月の余命と言われたので、
いずれは別れが来る事は覚悟はしていたのですが、
二年以上も頑張ってくれたので、
このままの状態が続いてくれるものと、
淡い期待を持ち始めてもいました。
それが、あっけなく終焉を迎えてしまいました。
私の作った鰤大根を、
「味付けが薄くない?」などと言いながら食べ終わると、
「ごめん、すこし気持ち悪くなっちゃった。」と言い終えた後、
いきなり戻してしまいました。
私としては食べさせた物がいけなかったのかと不安になったのですが、
同じ物を食べた私は何でも有りません。
ただ、戻したものの中に黒い液体のようなものが混ざっていたのが、
何となく嫌な感じでした。
それでも風呂に入り早目に就寝。
翌日も遅くは有ったのですが、
起き出して来て居間の定位置に寝ました。
ただし食欲は湧かないらしく何も食べません。
その時点で救急車でも呼ぼうかと言ったのですが、
本人が嫌がったので様子を見る事にしました。
結局、ポカリなどを飲んだだけで、
何も食べずに、そのまま就寝。
そして翌日、気になり早目に様子を見に行くと、
まるで元気が有りません。
口を利くのも辛いようで、私の質問にも首を振って応えるだけ、
栄養ドリンクなどは少しは口に含みますが、
それ程は飲まない。
不安が増して来たので、居間に戻り119番。
事情を話して、上の娘に携帯で連絡を取りながら、
カミさんの元に戻ると様態が急変、
叫びながらカミさんを抱き起こし介抱していると、
携帯の向こうで娘の叫んでいる声が聞こえ、
カミさんの耳元に携帯を寄せてあげると僅かに頷きました。
その後、私の呼びかけに応えるように、
口を開いて「あ。。」と言ったまま。。。
その後は救急隊の方が、
色々と蘇生の為に尽力して下さいましたが、
病院に運ばれてからも意識が戻る事は有りませんでした。
通夜、告別式では親戚は勿論、大勢の知人、友人が、
カミさんを見送ってくれました。
又、私を優しく慰めてもくれました。
葬儀中は何とか堪えていようと思ったのですが、
棺を閉じる寸前、もうカミさんの顔を見られるのが最後と、
進行の人に言われた時は、
堪え切れず棺に取りすがって、
大声を出して泣き狂ってしまいました。
妹に抱き支えられて、何とかなりましたが、
思いだしても辛かった。
親を見送った時も悲しみは深かったのですが、、 今回は比較出来ないほどに悲しいというより苦しいです。
葬儀の後に弔問に来て下さった方の中に、
十数年まえに奥様に先立たれた人がいらしたのですが、 その方に「夜が辛い」と言われましたが、
本当で、毎晩、猫を抱いて泣いています。
葬儀が終わった後、娘達もそれぞれの日常に戻って行き、
いよいよ一人かと思ったら、甥っ子が翌日の勤務を遅らせて、
泊まりに来てくれたり、姉や妹も頻繁に訪れてくれます。
そのように人と触れ合っている時は良いのですが、
暗くなり、音が聞こえなくなると、
どうしてよいか判らなくなります。
布団に入っても、天井を見上げながら、
「お~い」と声に出して呼ぶ度に涙が溢れて来ます。
すぐにでもカミさんの元へ行きたくなるのですが、
「あなたは、ゆっくり来るのよ」と、
写真の中のカミさんが言っている声だけは聞こえます。
カミさんと私も最終話となりました。
病気が判って絶望している私達夫婦に、
暖かい励ましのコメントを寄せて下さった方々には、
本当に感謝申し上げます。
妻が亡くなった時、ブログ仲間のお一人だけには連絡させて貰いました。
お会いした事もない方なのに、心に沁み込む お悔やみの言葉を戴き、
淡いブログ上のお付き合いでも通じ合える方がいる幸せを感じました。
武星さん。皆々様。 どうも、有難うございました。