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とある地方都市に、かつて霊が出るという噂で有名な団地があった…。
女子大生の史織(萩原みのり)は、元カレの啓太(倉悠貴)が卒業制作に撮影するホラー映画のロケハンに、興味本位で同行する。
啓太の現在の恋人・真帆(山谷花純)と3人で向かう先は廃団地。廃墟同然の建物を進む一行だったが、そこには今も住人たちがいた。
不思議に思いながらもロケハンを進めようとすると、突如激しいラップ現象に襲われる。
騒ぎが落ち着いたかに見えたその瞬間、優しい声をかけてくれていた住人の一人が、目の前でおもむろに階下へ飛び降り自殺を図る…。状況を飲み込めずに驚く史織達をよそに、住人たちは顔色一つも変えない。
何が起きているのか理解できないまま、その後も頻発する怪奇現象に襲われる史織たち…。
(映画公式ホームページより引用)
考察型と謳うだけあり、ぼんやり見ていると意味がわからないまま話が進んでいくのですが 正直、真剣に見ていても支離滅裂に感じるような作品でした。
和製ミッドサマーといわれていますが、 それとはまた印象が違うラストになっていると思います。
幽霊団地に住む人々の不自然さ、舞台っぽい演技・演出、謎のダンスシーン、
ミッドサマー以外のホラー映画のオマージュっぽいシーンも多々あります。
どこまでが現実なのか、怪異はいるのか、ヒトコワなのか 見る人の解釈によって、いろんな読み取り方ができる映画だと思いました。
以下、ネタバレを含む感想・考察です。
ラストシーンでシオリがいる団地の景色が、カーテンやベランダの荷物がなく、人が住んでいる気配がないので
始めから団地には誰も住んでいなかったのではないかと思いました。
ケイタとマホの存在も、もしかしたらイマジナリーフレンドなのかもしれないと思っています。
団地での心霊現象が起こった際の住人たちの不自然なほど大げさな驚き方(手すりに捕まって叫び続ける、無意味に走り回るなど)は
舞台っぽい演技・演出にも見えますが、
それが現実ではなく、思考実験によるシオリの脳内でのイメージだから不自然なのかなと考えています。
ラストのシオリが住人たちに捕まって、囲まれて蹴られるシーンや
回想?のみんなで叫ぶシーンなどは
舞台を見に行くとよくある演出だよなと思いました。
団地の住人たちの服装も、色が統一されていて、デザインもちょっと変わった感じだったりして、アマチュア劇団っぽいな〜と・・・
正直こういう舞台っぽい演技・演出を映画として映像で見るのが好きではないので、ちょっと見ていてしんどかったです。
ミッドサマーをはじめとしたホラー映画のオマージュシーンに関しては、「シオリがホラー映画好きだから」という考察がしっくりきました。
団地での出来事は、ホラー映画好きの主人公が母親の死に向き合うために、大学の教授の指導のもと行った思考実験、ある種セラピーのようなものだったのかなと思います。
その思考実験・妄想の中に、見たことがある映画のイメージが混じっており
直前に見たか、お気に入りの作品がミッドサマーで、そのイメージが強く反映されたのかな〜と
ミッドサマーに関しは私はまだ見ておりませんので、似てる似てないの判断はしかねますが
トレイラー画像の比較を見るだけでも、似ている映像は多かったのかなと思います。
いまいちスッキリしない、答え合わせのない映画なので
よほど考察好きの人にしかおすすめできませんが
アマプラなどで配信が始まりましたので、お暇な時にご覧ください〜
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