かずやんの旅日誌

かずやんの旅日誌

2021年09月11日
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カテゴリ: バイク旅
8月13日
朝6時起床。
今日は稚内を目指すため早めの出発だ。
昨日階段落ちで打ちつけた場所が痛むかと思いきや、全くどうもない。
改めて太っていることに感謝した。

朝7時前、準備を完了して宿のみなさんに見送られながら出発。
宿の前が延々と直線なので、見えなくなるまで延々と手を振り続ける。
今回の旅も一期一会が多い。
この宿で知り合った方々とは、この後再会することはなかった。

時短のために旭川の街を迂回して高速に乗る。
途中PAで朝ごはんをいただく。
この旅何個食べたかも忘れたすじこおにぎりだ。





朝食を終えたら、そのまま高速で一気に留萌まで抜ける。

留萌でよりたかった店が何軒かあるのだが、まだ朝が早いためどこも開いていない。
次の宿題としよう。

留萌から日本海沿いに抜け、気持ちの良いシーサイドラインを北上していく。

この潮の香り、波の音、ウミネコの鳴き声。
北海道に来たことを実感する瞬間だ。

そのまま北上を続け道の駅で休憩。

カラスが他のライダーの荷物を漁ってたため追い払ったり、信号無視した歩行者が轢かれそうになったりと色々騒がしいところだ。

人も多くゆっくりできなかったので、ソフトクリームを食べたら出発する。







再び北上を続け、到着した「甘えびファクトリー」
かの有名な北のにしん屋さんの隣に最近できたお店だ。





北のにしん屋さんは駐車場も満杯で、行列までできているのに、こちらは空いている。





早速甘エビ丼を注文しようとしたら、甘エビの唐揚げというなんとも魅力的な商品が。





両方購入して外のテラスでいただく。

甘エビ丼はプリップリの身で、甘くてうまい!





唐揚げは髭までカリッカリに揚がっており、ビールが欲しくなる一品。

どちらも美味しかったなぁ。ごちそうさまでした。

出発する頃には、北のにしん屋さんから溢れたお客さんでいっぱいになっていた。

それでは国道232号線を一気に北上。
オロロンラインを目指す。

途中数回休憩した後オトンルイ風力発電所到着。
何度見ても風車が立ち並ぶ光景は圧巻だ。











実はこの発電所、2023年に解体されることが決まった。
老朽化に伴い、新しい設備に交換するのだそうだ。
しかし交換後は風車の数も減り、間隔も開くとのことで今のような景色とは別物になってしまうのだそう。

なんとか建て替え前にバイクで来ることができてよかった。

惜しむように風車の前を何度も往復する。





insta360にオトンルイの姿を収めたら再び北上。
利尻富士を左手に見据えながらサロベツ原野を北上していく。















景色は最高なのだが、みんな飛ばしすぎだ。
一番飛ばしてたクラウンは160km/h以上は出ていた。
一般道であれだけ出すとは。
鹿でも飛び出してきたら即廃車か運が悪ければ死亡事故だ。
北海道が死亡事故全国一位の訳がよくわかる(クラウンは札幌ナンバー)
こんな状況だから60km/hで走ると追突されかねない。
あまり飛ばすとキャリアにダメージがいくため、振動が出ない程度まで速度を上げる。



ひたすら北上し、坂の下交差点を稚内市街地方面へ。

今宵の宿を目指す。

今回稚内での宿はゲストハウスを想定していたが、よくよく考えるとレッドバロンのバイクステーションがあるではないか。
それに気づき、数日前に函館で2泊分の予約をしたのだった。

稚内の街からだいぶ離れ、稚内空港の手前にバイクステーションはあった。
宿泊受付をバロンの青い制服を来た店員がするので、なんとも違和感がある。
受付を終えたら部屋の前までバイクを押していく。
ここは部屋の真前にバイクを停められるのでありがたい。
もちろん屋根付きだ。
洗車もできるそうなので、明日洗車とメンテナンスをすることにする。
部屋に必要な荷物を入れたら、買い出しと温泉に入りにいく。

稚内市街地に戻り西條で買い出し。
そして稚内の温泉といえば最北の湯、童夢温泉だ。
中は人でごった返していたため、すぐに撤収。
するとちょうど夕暮れとなっていた。
ちょうどいい、近くの名所に行くことにする。

童夢からバイクで約10分。
到着したのは先程通った坂の下交差点から坂を登ったところにある夕日が丘パーキング。
11年前にみどり湯のおかみさんから、ここからの夕日が絶景だと教えてもらっていたのだ。

早速バイクを停め、撮影開始。












美しい夕景を撮っていると、一台のタクシーがやってきた。
このタクシーの運ちゃんがとてもイケメンでいい人で、お客さんも交え語らいながら夕日を眺めていた。
聞けば北海道出身だが、働きながら全国を回ったと。
落ち着いたらまた旅がしたいとも話していた。





夕日が水面に消え、その人たちは稚内の宿まで帰って行った。





旅先の出会いは一期一会。
寂しくもあるが、縁があればまたどこかで会うこともあるだろう。

マジックアワーに輝く空を眺めながら、そう思いに耽るのであった。






13日目に続く。


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最終更新日  2022年12月13日 11時45分43秒
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