INFINITY

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ファントム


















貴方が笑っていれば、ぼくも笑っていますから








打ちのめされた時、現れる彼。
夢の中でそっとオレを叱咤して、それから優しく諭してこう云うのだ。
いつからか臆病なオレはそれすらも恐くて。
彼がいまだオレの中に現れるのは未練は勿論有っただろうし
恨み辛み有るだろうから。彼の優しい笑顔は遺影そのままで
彼の言葉はオレへの鎮魂歌(レクイエム)なのか?と。






忘れられないのは分かる。
それがあの人の願いでもあったんでしょう?
でも、恐がるのはダメだよ。
あの人は兄さんを愛しているから今も見守ってくれてるんでしょう?

――分かってる、分かってるんだ。
でも、この震えは止まらないんだ…。










日常でも見張られているような感覚。
弟を通して監視されているような気分。
弟に付いて夢の中にまで付いて来ないで。

その映像の中のオレはカラーですか?

今見える映像のオレは白黒の中に真っ赤な血が見える。
これはオレの未来?
君が見せたヴィジョン?

枕元に立つツメタイ君はまだ泣いているままなのに。
夢の中でだけ優しくしないで。
青白い君の目は虚ろでオレを恨めしく見詰めるんだ。
目が離せなくって凍り付いていると
真っ赤に塗り潰された生暖かい感触で目が覚める。

錯覚。






ちゃんと見なきゃ。

見てるさ。

それは本当にあの人なの?

あぁ。

違うと思うよ。

何で。

あの人笑ってたじゃない。
あんなに安らかだったじゃない。
そりゃ全てを知らないから分からない事も有るけど
だからこそ、感じるものって有るんだよ?
あの人を通して兄さんを見てたけど、すごく温かかったよ。
幸せとか不幸とか置いといて、あの人の目はとても柔らかだったもの。
ぼくが云うんだから。ね。

…ちゃんと、見る、か。

うん、ちゃんと、だよ。





真っ直ぐ見詰められて、アルの言葉を信じてリヒを想う。
今まで見た映像はオレの恐怖心、背徳心が見せたものなのか。
あの頃のアイツは温かくて、優しくて、オレを太陽だと云ってくれた。
だから それならお前は月だ と云ったんだ。
柔らかくて、おぼろげで、今にも消えてしまいそうな程神秘的で
なのに確かに有ってずっと見守ってくれる光り輝く月だと。
















幸せになって下さい。

本当か?

えぇ
だから早く行って下さい。

どこに?

貴方の笑顔を一番望む人のところへです。

――――。

ずっと待っているんですよ、早く、笑ってあげて下さい。














貴方が笑っていれば、ぼくも笑っていますから





























オレが太陽ならリヒは月だと。
例え遠く離れていたとしても想いあっている。





太陽と月は惹かれあうものだからと。












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友達からるろ剣を借りてそのまま泣いて泣いてで
エドリヒに走った私。
巴的リヒです。てことは剣心はエドで薫はアルですか。(きくな
だったら縁は私で(ぇぇ

そしてやっと出せました。大好きなんです太陽と月ネタ。
遠くても必ず想いあっているという、ね。
シンシアです。

そしてJanneの「ファントム」から。


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