INFINITY

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化粧。予備







「綺麗よ、ほら、動かないで」
「やっぱりヤメテよ」
「何やってんだ?」

帰って着てみればリヒとノーアが楽しそうになにやら騒いでいた。
ん…よく見ると楽しそうなのはノーアだけでリヒはちょっと困ってるのか?

「アルフォンスって綺麗な顔立ちでしょ?だからちょっとね」

と云って彼女の手の中には、化粧道具。
あぁ、それは嫌がるな(笑)

「エドワードさんタスケテ」
「可愛いぞ、アルフォンス」
「や、逃げないで下さいよちょっと…薄情者っ」

おっと。
リヒの顔を好奇心での見たら本当綺麗で、少しドキッとした。
ヤバイヤバイ。惚れるって。(惚れてますが)
耳まで真っ赤になって半泣き状態のリヒをノーアは楽しそうに
お化粧続行。これは捕まらないうちに逃げないとオレにも火の粉が…。

って、あら…?

「待ってエド、エドも充分可愛いわ」

は?

面食らった表情のままオレの時間は数秒止まった。
まずいと思った瞬間ノーアがニッコリ笑ってオレを掴んだ。
背中で「逃げたからだ」と笑いながらリヒが小さく叫んでいた。

「何で化粧な訳?」
「掃除してたら出てきたのよ、使われてなくって勿体無いじゃない」
「だからって何でオレらにする訳?」
「自分でするより人にしたほうが楽しいじゃない」

それにエドもアルフォンスもとっても美人さんだからね。

こちらが照れてしまいそうな台詞をサラリと吐かれて思わず顔を背けた。
そしたらリヒと目が合って苦笑い。
でも、本当綺麗だよなリヒ…。

「なぁアルフォンス、お前本当綺麗だな」
「ヤメテ下さいよエドワードさんまで」
「このまま結婚式しようぜ」
「なっ/////」
「ふふっメイクも衣装も私に任せて♪」

こう見るとやっぱり普段大人びて見えるノーアも普通の女の子なんだよなと
実感してしまう。そして「素質有り」と見た。

「勝負を掛ける時は濃い目のルージュよv」

結婚式ネタを引き摺りながら鼻歌交じりに口紅を塗られる。
ルージュって響がまたこそばゆくってオレは逃れようと身をよじる。
でも 動かないでよ と直ぐ声が飛んできた。

「見てアルフォンス、エド綺麗ね!」
「…ぅん、本当だ」

小さい頃を思い出す。
昔も幼馴染三人でバカなことをやったものだ。
それが10年以上経った今でもこうやってやってる。
こそばゆくって温かくって、居心地が良い。

オレも、世界も

何も、変わらないんだよな。








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先ずはひさっっっっびさのほのぼのオチです。
オチがあまくてひねりがない、てかオチてないーってのは...まぁまぁ(ぇ
日々精進あるのみです。

で す が

上はほのぼのエドside。
下はシリアスリヒsideです。

ここでシリアスリヒってのが私らしくてなんとも。。。如何ともし難い(苦笑
では以下スクロール。

【reserve】
 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 







































































「アールフォンスっ」

ちゅっ

エドワードさんがいきなり近づいて来てキスをする。
肌にではない。ぼくの白いYシャツに。
深紅の口紅を落とされた白いYシャツはそこだけ妙に明るくて
べったりと存在を主張していた。

これ、洗っても落ちないだろうなぁ…;

「エドワードさん」

少々呆れ気味で睨みを利かせる。凄味なんて入らないけど。
なのにエドワードさんは楽しげにぼくを指差して笑うのだ。
すっかりノーアにノせられてしまってる…。
楽しそうに、何気無く、笑うのだ。

 浮気相手

と。

シャレにならない。

エドワードさんはよくTVで見るような浮気現場発見の妻のつもりだろう。
よく飲んだくれの夫がキャバでオネエサンに付けられるべったりの口紅の様な。
争いの引き金となる落胤の様な。
血の様な、染み付いて取れない、纏わり付いて離れない、そんな。

浮気相手、本当シャレにならない。

2人は笑ってる。何も知らずに。

浮気相手、合ってるんじゃない?
だってそうでしょ?
あの人がいない今、ぼくはリザーブとしての役割を果たしている。只其れだけ。

『化粧
 ―表面だけをつくろい飾ること。また、その飾り。』

結構結構。
化かし合いましょう?造り合いましょう?ウツクシイ関係を築きましょう?


リザーブはリザーブらしく貴方に尽くして引き立てませう。

貴方のホンモノが現れるまで。












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TV、ナイナイ;

goo辞書にお世話になりました。
「化粧」で引いたらあァやって出ますから。




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