「ほんまもんの健康法」あとがき原稿です



“ちくじん”とはバブルが弾けた翌年に「蓄財ではなく蓄人」という、心の豊かさを求めて集まった異業種交流会のことです。蓄財ではなく、と口で言うのは簡単なのですが、人間はどうしてもお金に目がくらみます。“ちくじん”は、ほんまもんとまがいものの間を行ったり来たりで10年を経過しました。
人もモノも金も、まがいものが横行する時代ではないかと思います。今日まで信頼していた「人」や、食べていた「モノ」が突然危険な人となり毒となります。あの言葉は、あのTVコマーシャルは一体何だったのか?と思わされることが多いので残念です。流行りを追い求める羅針盤ではなく、どっしりと動かないものは何なのかを知りたくなります。
この本は人の出会いを身の回りの生活からだけではなく、積極的に地域を超えて全国に“ちくじん”をしていく中から生まれたものです。

松岡先生との出会いは小さな挨拶からでした。私の顔を見て「あなたは主食と副食のバランスを考えなければダメですヨ」と教えてくれました。お互いに何者なのかを知りませんでした。挨拶だけが出会いであれば、これでおしまいの話しです。
それから3年が経ちました。私は相変わらず食事のバランスが摂れておりませんが、松岡先生の足跡を見ればみるほど「ほんまもん」と思わずにはおれません。
先生は19歳の時に人生を賭ける出会いがありました。マクロビオティックの始祖桜沢如一氏でした、それ以来57年の生食歴を続けてこられました。さらにご自分の健康だけにとどまらず10万人以上の病人指導をされてきました。

継続は力なり、これまた誰でもが使う言葉ですが、続けることが「ほんまもの」の第一条件ではないかと思います。それは、その人の生き方がなければ続けることはできないからだと思います。
また、難しいコトを易しく教えてくれることも「ほんまもん」の特徴です。単なる健康法や医学書ではなく、平易で誰でも分かりやすい言葉で教えてくれるので安心感を持ちます。

この本は実践健康法として料理やレシピーを松岡先生と共に30年活動されてこられたフードコーディネイターの有川悦子先生にも執筆をお願いしました。
 さらに、具体的にお二人の指導を元に全国で、また世界で活動をされておられる方々からも投稿をいただきました。
最後にこの本を作るにあたって最大の功労者は「異業種交流会ちくじん札幌」で活動されております陣内直美さんです。彼女との出会いがなければこの本は出来ませんでした。

ちくじんの本としては4冊目になります。初めてプロデュースをさせていただきました。多くの人達に、こんな本が一冊家庭にあれば良いのだが、と思われる書物を今後も企画してまいりたいと思います。

平成15年1月

              異業種交流会ちくじん代表
              企業組合ちくじん  代表理事 上家二三夫


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