健康一口メモ~著者松岡先生のコラム



90歳を超えても『元気でありたい』人間として誰しも同じ思いでしょう。F県S市のSさんからの依頼で,マクロビオテック(「正食」あるいは,「食養」と言われた食事による健康法)の食事指導に出かけました。ご主人は92歳,奥さんは89歳。結婚して近くに住んでいるお2人の娘さんが看護をしておられる。玄米の重湯が1食にスプ-ン3杯しか喉を通らない。リュ-マチで手足の関節が痛くて,また体中が痒くてたまらない。お粥にしろ御飯粒を噛むとあげそうになりダメ,お茶代わりに『蘇生玄ス-プ』をスプ-ン1杯口に含ます。無くなればまた1杯と2~3杯。1日に3回,次の日には,重湯も『蘇生玄』もおいしく飲めるようになり。
2週間後,朝、葛梅醤油番茶(葛:小匙3分の1と梅干:果肉5~4分の1に天然醸造醤油:小匙1杯,さらに熱いお番茶を約120cc~130ccを注ぐ)が頂けるようになり,体の痒みもすこしらくになり痔の痛みも軽くなった、東洋医学では皮膚を支配している臓器は大腸とされ手いる。
看護されている方も安堵しておられます。本人は大好きな甘い物,果物を絶っての養生です。『未病を治す』最大の秘訣は,平素からスキナ食べ物、スキナ飲み物を摂り過ぎないことです。健康な毎日を送るために『兵法は常の身なり』の格言を身につけてください。



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