1421 the year china



コロンブスが新大陸を発見するため大西洋に旅立つ前に見た地図にはすでにプエルトリコ描かれていたというものだ。だれがこれを書いたのか。当時の国力からいって、明しかないぞ。鄭和の大艦隊は喜望峰を回って大西洋に入り、アメリカ大陸に到達していたのだという仮説を立て、それを立証すべくエビデンスを紹介しまくり、全部で500ページに及ぶ本に仕立てたというものだ。

これが事実なら歴史の教科書が変わる。遺伝子が解析されたり言語学的なエビデンスが提起されたり、いろいろな分析が為されていて、本当に中国人がアメリカに達していたのではないかと思ってくる。

この本を読んだ後ブキャナンの書いた「病むアメリカ滅び行く西洋」を読むと、ロシアの東側は黄色人種で再分割し、オーストラリアはイギリス人の手から取り戻すべきだ、というレコンキスタ的発想がわいてくる。

いやまて。西洋人は数学、物理学、天文学などいろんな面で傑出した考え方を生み出してきた。これも本当はルネサンスの時期にほとんどイスラムから翻訳しただけのものなんじゃないか?

彼らが付けた付加価値というのは実は上澄みなのか。
そう思ったりする。

でも最近ではギリシャで歯車が発見されたらしい。動力を伝える産業上の重要な発明は白人の国で興った。

また世界史は元から始まったという説を読む。元が西側に攻め行って、西洋人は東洋人に劣等感を抱き、細い目に憧れた。ううむ。これを思いだしながら、この本を読む。

歴史学というのはま成熟した物ではないらしい。


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