『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』100万部?日記

『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』100万部?日記

2008.02.22
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カテゴリ: 禁じられた数字
昨日書いた 小飼弾さんのブログに取り上げられた という話。

その記事とそこにあるコメントを見て「自分もうかつだったな」と
猛省していることがあります。

それは、 本というのは著者一人で完結しうる商売では決してない ということが、
世間ではあまり認知されていないのを失念していたということです。


世間的には「本というのは著者のもの、もしくは編集者との二人三脚で作られている」
と思われがちですが、実際、著者や編集者の役割はちっぽけなものです。


出版というビジネスの担い手は、明らかに出版社と書店です。

出版社は、製作費を全額負担するという巨大なリスクを背負ってビジネスをしています。
書店は約2割という薄い粗利で消費者と接しています。
これらの頑張りなくしては、出版はビジネスとして成立し得ません。

ミリオンセラーになるような本も、これらの頑張りがなければミリオンなんて成し得ません。


つまり、著者という出版界の川上で関わっている人間も、出版社や書店のことを考えて
行動するのがビジネス常識であり、それが業界全体を上向きにさせるキモだと思うのです。


ただ、
著者もたくさんいますけど。


まあ、これは出版に限った話ではなくビジネス全体に言えることだと思いますが、
特に本の場合、著者の名前が前面に出ますから、勘違いを起こしやすいんでしょうね。

特に、アノ人に言ってやりたいですよ―――

















―――そう、3年前の自分にね! (^^;






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最終更新日  2008.02.22 00:14:01
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