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2006/01/07
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カテゴリ: ひとりごと
随分前にNHKで放送していた「アボンリーへの道」をビデオからDVDにダビングしている最中だ。カナダで製作されたこのドラマは「赤毛のアン」の番外編のようなもの。美しいプリンスエドワード島を舞台に丹念に作られていて、コスチュームプレイ好きにはたまらない。


さてアボンリーへの道では、馬車・教会・噂話・お洒落・家族なんてえのが物語の主をなす。その中でも女性は一番のメインだ。普段はエプロンをつけて動きやすい服装をし、鶏や豚の世話、畑仕事、家事労働を汗だくでこなすけど、主婦同士で集まってお茶するときには、きれいな帽子をかぶりシルクやレースの縁取りが美しいドレスを着るのだ。こういうのが好きなんだなぁ。
そういえば日本映画でも昭和初期を基にしたものを見ると、出かけるときは手袋・帽子・ハンドバッグを身に着ける習慣が日本にもあったんだとわかる。男性が帽子をかぶるのも(野球キャップではなく)当たり前だった。
家の中では「おたんちん!」なんて乱暴な口をきいても、外では「~ございます」と使い分けられた。
私はそういうのが好きだ。今は家の中も外もだらしなく粗野な言葉を使うのが当たり前の時代。場所や相手によって使い分ける柔軟な母国語を持っていながらなんと惜しいことだろうか。

私は現代を生き、この利便さや身軽さを享受して暮らしている。でももし時代を選べるなら、モノクロの時代を生きてみたい。ハレとケ。表と裏。季節の移り変わり。厳格で窮屈なことはめんどくさいけど、この美しい窮屈さに身をおいてみたい。





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最終更新日  2006/01/07 10:25:58 PM
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