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ちょっと面白い記事を読んだ。
アート引越しセンターの社長の話なんだけど、
この会社は、元々大きな運送会社の下請けの会社をしていたのですが、ある日を堺に切り離された、つまり、リストラされた夫婦によって始められた会社なんだそうです。
そのリストラ夫婦は、当時全部トラックを売り払ったのですが、屋根付きのトラックが1台だけ残っていたそうです。
当時、屋根付きのトラックは珍しくて、引き取り手がなかったらしく・・・。
そんなある日、日通(ペリカン便)の引越しのトラックが、ドライブ中のリストラ夫婦の前を通り過ぎていた時に突然雨が降り出したそうです。
慌てて、日通のドライバーが引越しの荷物が濡れないようビニールシートを引っ張り出し、かぶせていたそうです。
そんな光景を目の当たりにして、このリストラ夫婦は「はっ!」としたといいます。
相当荷物が雨にぬれて汚かった事が目を引いたのかもしれませんが・・・
「このトラックには屋根が付いている。
これ、もしかしてありなんじゃないか?」
ってな具合に。
トラックに屋根があったおかげで、このリストラ夫婦は運送業から引越し業者になるという転身の決意を決めたわけです。
電話帳に屋根付きトラックの写真を大きく載せて、大々的に宣伝した効果はズバリ的中。
大成功を納めたそうです。
「そうか~やっぱり雨は みんなきらいなんだなぁ」
と、大満足だったそうな。
ところが・・・・
この成功の裏には、大成功夫婦(リストラ夫婦改め)が、想像もしえない視点のズレが存在していたのです。
申し込みが殺到していた顧客のニーズは、雨から荷物を守るということとは、まったく違う方向へと向けられていたのです。
なんと・・・・
「家の物を近所や他人に見られたくないから」
これが顧客のニーズでした(笑)
ううむ。
自分にもありがちだ。
こちら側の思惑や、仮説とは、まったく違った顧客のニーズがそこにはあるかもしれない。
ただ、その視点のズレをハナから意識して挑んでみたら?
ちょっと、面白くなるかも。
きょうのBGM 「 失格 」BY橘いずみ ←やっぱ、すごいわこの歌!