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2005年02月24日
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カテゴリ: 1970年代~子供の頃
『キャンディ・キャンディ』のことを書いてから、
ほとんど忘れていた小学生時代のことを
ふっと思い出すことが多くなった。


実は、そのほとんどは、
読んだ本や少女マンガのことだったりする(苦笑)。


小学生時代は間違いなく、
わたしの人生に於いて、いちばんたくさんの本を読んだ時だ。


学校の休み時間、帰り道、家に帰ってから...
ず~っと本を読み続けていたような気がする。



「伝記シリーズ」にハマって、図書室にある本を読破した。


ヘレン・ケラーと、キュリー夫人の伝記が、特に好きだった。


そのあとは、いぬいとみこさんや椋鳩十さんの動物モノ。
岩波少年文庫の「ドリトル先生シリーズ」も大好きだった。


しかし、ある時をさかいにして、
子供時分のわたしは、あまり本を読まなくなってしまった。


それは、少女マンガとの出会い....。


明けても暮れても少女マンガばかり読みふけっている娘を見て、
読書家の父は口をすっぱくして


「マンガはおやつ。主食(本)を食べなければ栄養にはならん!」


と言っていた。



そのうちに、少年マンガにも触手が伸び始めた。


そして、小学校3年生のある日、そんな状況を見かねた父から、
遂にひとつのおふれ?が出されることになる。


「毎週1冊、指定する本を読んで感想文を提出すること。
 そうすれば、いくらでもマンガを読んでよろしい」



(怒られたときに閉じ込められる納戸の中に数冊隠しておいたり、
学校からの帰り道に歩き読みしたりしていた)
小学生のわたしは、このおふれに異論はなかった。


毎週、毎週せっせと本を読み、読書感想文を書き続け、
そのかわりにたっぷりと、マンガの世界にも浸らせてもらった。


父が選んでくる本は、『モンテクリスト伯』とか『三国志』とか、
自分では決して選ばないであろう歴史物や冒険物が多くて、
読んだ時はそれなりに面白かったのだが、
実はほとんど内容を覚えていなかったりする(笑)


それでも、小学校5年生の頃まで続いた
「毎週1本読書感想文を書く」という習慣は、
確実に、文章力や編集力の向上につながったと思うし、
子供ながらに、本を熟読しなくても感想文を書く秘術?のようなものを
知らぬ間に身につけてしまった。


つまり、流し読み(かっこよく言うと速読)ができるようになったのだ。


提出した感想文は、父の批評が赤ペンで書き込まれて戻って来るのだが、
これがなかなか厳しくて、3年間で、褒められたことは数回しかなかった。


その数少ない<褒められた感想文>の中で、
もっとも印象深いものが、『ベルサイユのバラ』の感想文。


この週はじめて、
「好きな本を選んでいい。そしてそれはマンガでもいい」
と父に言われて、当時いちばん読み込んでいた『ベルバラ』を選び、
この作品についてずっと抱いていた想いを書き綴ったのだ。


たしか、「この物語の<バラ>とは、誰を指すのか?」
「マリー・アントワネットは
どうしてフランス民衆の<バラ>になれなかったのか?」
というようなことを書いたような気がする。


そして、それに対する父の批評は、
「やはり好きな物語のことを書くと文章が生き生きしていますね。
もう、好きなマンガを読んでいいですよ」というものだった。


つまり、これにて、<読書感想文修行>を卒業したのである。


『キャンディ・キャンディ』と違って、
『ベルサイユのバラ』では、特定の登場人物にハマる...
ということはなかった。


それよりも、マリー・アントワネットやフェルゼン伯や、
ロベス・ピエールやサン・ジュストなどの実在人物や、
壮大な物語の歴史的背景がとても気になった。


ギロチンの露と消えたマリー・アントワネットについては、
図書館へ行って、いろんな関連書を読んだ記憶がある。

(18歳のとき、人生はじめての海外旅行先には、
迷いなく「ベルサイユ宮殿」を選んだくらい...
アントワネットが最後に幽閉されていたという
礼拝堂やお墓にも行った)


『ベルサイユのバラ』は、言うまでもなく、
フランス革命という歴史的事実を素材にした
著者・池田理代子さんの創作物語だ。
(男装の麗人オスカルは、
『バラの騎士』というオペラからヒントを 得たそうだ)


この世に存在するあらゆる創作物語は、マンガに限らず、
何らかの素材(歴史的事実だったり、個人的な経験だったり、
他の作品だったり)を、その人なりに<編集>し直したものである。

例えば、『冬のソナタ』の脚本家が、
『キャンディキャンディ』など日本の少女マンガを参考にしたように、
そして、その『キャンディキャンディ』は、『赤毛のアン』の世界観
をベースにしているように。

それがわかると、誰でも、
自分だけの物語を生み出すことができるようになるのだが、
そのことにはじめて気づかせてくれた作品が、
『ベルサイユのバラ』だったと思う。

1972年に連載が開始した『ベルバラ』は、
30年の時を越え、大人になった今読んでも、
少しも色褪せることはない。

マンガであれ、小説であれ、映画であれ、
“かる~いスナック菓子”ではなく
“どっしりと食べごたえのある主食”になりえる物語だけが、
時代も空間も越えて語り継がれていくのである。



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どんな曲なんでしょう...聞いてみたいっ☆

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Last updated  2005年02月25日 08時42分27秒
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こんにちは♪  
お梅mama  さん
「アントワネットはなぜフランス民衆のバラになれなかったか?」小学生の書く感想文とは思えません。さすがです!

それにしても、カメハハさんの編集の技術はお父様によって育まれてきたのですね。学校ではできないすばらしい教育だと思います。

本の推敲途中なのに、つい読みふけって、書き込みしてしまいました。私も大好きなので、ベルばらもベルサイユ宮殿も。

これから、がんばって推敲しま~す!
(2005年02月25日 13時32分19秒)

Re:ベルサイユのバラが教えてくれたこと*1979年(02/24)  
ぐふふふふふ。
いまも、実家の押し入れのなかには、
「ベルサイユのばら」の雑誌のバックナンバー
(このマンガの部分だけ切り取ってある)が、
残っているはず…。
もちろん、コミックスも全巻。(爆)

…ひたすら、オスカルにはまっていた
かめおかゆみこでした。(年がばれるって)(爆)(爆) (2005年02月28日 08時18分39秒)

Re:ベルサイユのバラが教えてくれたこと*1979年(02/24)  
お父様、かっこいいです!!
子供のころに読んだものを、20才くらいで購入しました。
宝塚やアニメはちょっと、甘い部分が多すぎるけど
やっぱり原作は好きです。 (2005年03月01日 18時07分00秒)

ごぶさたしておりまする~  
先日、海がめの5個連隊を発見したので
カァメハハァアアアァアアァ!と波に叫んだマグロだす♪
ご無沙汰しておりまするよ~
クロニクル、うまいッ!
さすがカメハハ♪ラヴ
このころの話だと、まだテレビもってたんで付き合えます♪ (2005年03月10日 09時09分21秒)

こんにちは!  
日記が復活して、とってもうれしいです!

ステキな日記に、HP!
頑張っているね!
励みになります。 (2005年03月16日 09時50分10秒)

ベルバラ大好き!  
すいか522  さん
19日はお会いできて嬉しかったです。
ゆっくりお話はできませんでしたが
素敵な女性だぁと感激しました。

ベルバラ好きです。これで世界史が好きになりました。
“どっしりと食べごたえのある主食”になりえる物語
そうですね。食べ応えありますよね。
(2005年03月22日 12時50分05秒)

はじめまして  
kokoro39  さん
世古さんから、お噂は聞いております。^^
是非、1度お会いしたい方の一人と勝手に決めております。

同じ世代ですね~。
「なかよし」も好きだったけど、「りぼん」の付録も魅力的で、両方買ってしまった記憶が。
陸奥A子が大好きでした。


読書感想文ですか~。
最近、はまってます。
というのは、今度5年生になる息子の夏休みの読書感想文ですが、毎回添削しまくって、ここ3年連続、町のコンクールに入選しています。
もうここまできたら、6年生まで入選してやるという意気込みです。

リンクありがとうございます。
私の方も「楽天のお友達」に入れさせて下さいね。
(リンクがいっぱいなんです) (2005年03月31日 23時00分11秒)

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亜美ん @ はじめまして!こんにちは! キャンディキャンディのその後の妄想を、…
ぽちにゃ @ はじめまして☆ 検索から飛んで参りました。 ものすごく…
ちびレモン @ Re:チェッカーズにハートブレイク*1984年(02/16) はじめまして!ちびレモンと申します。 …
kokoro39 @ はじめまして 世古さんから、お噂は聞いております。^…

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