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2021/07/16

「終活の準備はお済みですか？」　桂　望実

テーマ：今日どんな本をよみましたか?(91740)

カテゴリ：今日読んだ本

図書館で借りた本です。
久しぶりに桂さんの名前をみかけたので予約しました。

「終活の準備はお済みですか？」　桂　望実

内容紹介（「BOOK」データベースより）
独身・子無し・仕事一筋で生きてきたキャリアウーマンの「終活」。憧れの長兄が認知症になった高齢者三兄弟の三男の「終活」。仕事と育児に母親の介護が重なり絶望するシングルマザーの「終活」。突然のがん宣告で人生が一変した若き天才シェフの「終活」。七十歳で貯金ゼロの未来予想図を突き付けられた終活相談員の「終活」。終わりに直面した人々の、それぞれの「終活」。
目次（「BOOK」データベースより）
鷹野亮子　五十五歳／森本喜三夫　六十八歳／神田美紀　三十二歳／原優吾　三十三歳／三崎清　五十三歳

◆終わりに直面した人々の、それぞれの「終活」
1．鷹野亮子　五十五歳……独身・子無し・仕事一筋で生きてきたキャリアウーマンの「終活」

3．神田　美紀　三十二歳……仕事と育児に母親の介護が重なり絶望するシングルマザーの「終活」
4．原優吾　三十三歳……突然のガン宣告で人生が一変した若き天才シェフの「終活」
5．三崎清　五十三歳……七十歳で貯金ゼロの未来予想図を突き付けられた終活相談員の「終活」

私の現状として一番　近いのは、１番目の人でしょうか。
違うのは、後始末をしてくれる甥がいるということかな。
互助会的なものを考えているみたいだけど　なかなか難しいよね。
女同志で30代、40代のころ　このまま独身だったら　みんなで一緒に
暮さない～？なんて　お酒を飲みながら　わいわい話していましたが
それぞれが家持ち、住む場所も離れているので無理だなと思います。

二番目のお話は、長兄が認知症になっていくのを見守る弟たちのお話。
年の離れた長兄。しっかりものだっただけに認知症の症状をみてしまうと

どんどん壊れていくのをみるのは辛いっすよね。
少しでも元気なうちにとキャンピングカーで旅行するなんてすごい！

三番目は、行政書士のワーキングマザーのお話。自分の終活ではなく　どちらかというと
家族で終活。終活というより家族で人生見直し中という感じでした。
出来る人が出来ることをやる。介護と子育てが同時っていうのは、大変だなぁでした。

生まれてくる子供のためにメッセージを残してました。あまりにも若い人だと関わる人も
なんて声をかけたらいいのか戸惑ってました。その中でも何を残すかという提案をする
相談員さんは、スゴイなぁと思います。

五番目は、相談員さんのお話。前のお話の中でも相談員さんの家庭の事情なんかが
ところどころ入っていてなんとなくわかっています。ＦＰさんに相談すると70歳で
貯金がなくなると言われてました。住宅ローンや子供の学費にお金を使いずぎて
退職後も働かないと生活が成り立たないとか。大変だな。子持ちは…。

いくつの人でも　何かの転機で人生を見直すことが必要だというお話でございました。
終活のすすめというより　人生見直しをしましょうねというお話です。

明日、図書館で新しい本と交換だわ。