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この日が、今年最後のキノコ狩りと思うとなんだか寝つきが悪かった。
朝4時、風呂に入らず髭も剃らずに出発。予報では午前中雨。
霧と小雨の中央道。でも、河口湖に着く頃にはお月さんも見え、晴れてきた。
(森のお月さん)
今日の狙いは シモフリシメジ
と チャナメツムタケ。
第1ラウンド: 朝1番の森は静か過ぎる。
シモフリちゃ~ん、出ておいで!なんて一人ごとを言いながら森の中に分け入る。
ウ~ン中々めっかんない。
それもそのはず、コイツは木の葉の術で隠れているのだ。
でも、私の目はごまかせない。
ホラあった。 コイツの茶碗蒸しが、大~好きなんだ。
皆さんはどう思うか知りませんが、私はシメジの中ではコイツが1番旨いと思っている。
(フラッシュのせいか?本当はグレーなのに....)
ポツリポツリですが、結構採取出来た。Kさんところにお裾分けして、茶碗蒸しとホイル焼きしても十分な量だ。
途中アブラシメジ(ヌランボ)や
サクラシメジを見つけながら進む、な~んて書き込むと沢山採れたようですが、3本だけでした。(このサクラシメジは茹でて大根オロシ醤油だな)
コンキタケもあり、大きいのだけ採取しながらさらに進むと、 ヤギタケ
が見つかった。
屈みこんで近辺を探す。あるわあるわ、此処だけ大小合わせて4~50本。
このキノコはキノコご飯にしてもらおう。
気がつくと、大事なシモフリシメジが押しつぶされていた。
あわてて腰籠を空けて、ソット入れ替えて車に戻った。
随分時間が経っていた。
第2ラウンド: チャナメツムタケ畑へ。
先々週、出たてのチャナメ畑へ行ってみました。
流石に私が採取した場所は、大きく開いた残りのチャナメばかり。
仕方ないので、何も出ていなかった上に登って行く。
大正解だった。
(この画像は下の赤松帯で)
一旦引き上げて、早お昼。 チャーハンと暖かいスープが旨かった。
第3ラウンド: 工事現場の人によると、土日は沢山のキノコ採りの車が止めてあり、もうキノコなんか無いのじゃないと言う。
そんな訳で、いつもとは違う、まだ1度も入っていない未知の赤松帯に入ってみました。(前から目を付けていた場所)
時間はあるし1人だ、とりあえずこの森を横断往復してみようと思い、ポカリと飴を持って森の中に分け入る。
入り口から、出たてのショウゲンジ(大き目の5本まとまってた)
コリャ良いぞ~!なんて思いながら森の中を進む。
途中で見つけた.....。(なんだか解らない白い傘の上に、なんだか解らない赤い実)
私が置いたのじゃないですよ。
コッチは....。ガマさん。 (なんだかこの画像が1番良く写ってるみたいだ)
1時間半ほどで反対側、休憩。
此処よりチョット上に方向修正してまた森の中を進む。
磁石がないと完全に方向が解らなくなるようだ。実際少し不安になる。
ショウゲンジ
、キシメジ他沢山のキノコを採取。
(腰籠一杯になり、最後はコンビニ袋に入れてきた)
さて、今この日のハイライトは.....。
と言ってもたいした事が無いですが、元の入り口付近。
まず、虫食いの老菌。
クロドンビン(クロカワ)
を見つけた。
すぐに、まともに近いクロドンビン4枚いただき。(赤松帯のクロドンビンは旨いのだ)
そして、道路が見える直ぐ脇.....「やった~!マッチャンだ~!」と思いよってみたら、アララのラ。
モドキ3兄弟でした。
マツタケモドキと言って、匂いも味も無いが食感はにてるかな?
と言った訳で今期最後の大トリは、モドキ3兄弟で〆ました。
長男が来てホイル焼き、酢橘醤油で食べていた。
「松茸じゃないみたいだね」 「本物の方が良いよ」とほざいていた。
なにはともあれ、疲れた~。
なんせ、朝6時半から休憩入れて、午後の3時まで森の中をキョロキョロ、ウロウロいていたのだ。
年も入るしね。(帰ってから、疲れたなんて間違っても言えない)
「今年も無事で沢山の収穫、アリガトネ感謝です」とF山に向って言いながらエンジンON。
さてこの日の収穫です。
約半分のキノコは町内会「秋の実りを楽しもうかい?」に寄付?した後の画像です。
(1)
左側:マツタケモドキ、クロドンビン(クロカワ)キシメジ
右側:ショウゲンジ、アブラシメジ
(2)
左上から:サクラシメジ、ヤギタケ、シモフリシメジ、チャナメツムタケ。
左中から:アワタケ、ニセツバアブラシメジモドキ、アブラシメジ、カワムラフウセンタケ、オオギタケ、アミタケ、コンキタケ、アイシメジ、チャナメツムタケ。
左下から:アミハナイグチ、アミタケ、キシメジ、アカモミタケ、チャナメツムタケ、シロナメツムタケ。
見えないのはナラタケ、アカアザタケ、でした。
フフフ、今日の晩酌がまた楽しみです。 それでは。
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