か・の・ん・の・お・き・に・い・り

2009年06月14日
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情緒溢れる建物と吹田くわいに親しんでみるのはいかがでしょうか。

その1でご紹介した浜屋敷は「公民館」 
今回ご紹介する旧西尾家住宅は「博物館」のようなものです。

なので、当時の建物をなるべく改造せずに使われています。

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こちらの施設には、吹田くわいを学術的に紹介した
植物分類学者 牧野 富太郎さんも、こちらによく遊びに来られたそうです。
というのも、当時こちらに住んでいた12代西尾 與右衛門 (にしお よえもん) さんと
牧野さんは親交があったからと言われています。

また、音楽家の貴志 康一が生誕したおうちです。

エントランス

昔、大阪に出張で来ていた美食家 が江戸に帰って吹田くわいの味がおいしかったと歌った詩が額に入れて飾っていました。

P6095420

施設の中

魅惑のスポットを求めて見学客が続々来られる由緒正しき建物です。

・庭園

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・茶道藪内家の茶室

P6095425

・水門

当時は神崎川が西尾家住宅の傍まで流れていたので、庭園の中には、今はお水が流れていませんが、水路の跡があります。

・舟が入る入口  ・邸宅側

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水門から庭園の中へ船で往復できました。

・壊された温室


こちらは、ガラス張りの温室でした。
戦争中にガラス張りの建物は非常に目立つので、
爆撃の被害にあわないようにする為に取り壊されました。
牧野博士が遊びに来たときには必ずこの温室を利用していました。


吹田くわいの成長@旧西尾家住宅

2009年6月9日

そんな名残もあり、吹田くわいを栽培しています。

P6095428P6095433_2

吹田慈姑があると、蚊が多く発生します。
来客者が蚊にさされて不愉快な思いをしないように
水の中に 金魚 メダカ をに入れ、
ボウフラを食べさせる方法で栽培されています。


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施設内を快適に見学ができる環境を整えてくださっている
ホスピタリティ精神がとても素敵です

吹田くわいの芋を収穫→販売や食べる事よりも、
植物としての美しさを追求され、観賞用として誇りを持って栽培されている
館長 芝本さんと佐藤さんのポリシーはとても新鮮で好感が持てました

なお植付は、吹田くわい保存会 会員 岡本 紀夫さんが担当しました。

住  所:大阪府吹田市内本町2-15-11
電  話:06-6381-0001
最寄駅:JR・阪急 吹田駅 徒歩10分

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いずれの施設も最寄駅から徒歩圏内なので、
アクセスが便利な情緒溢れる建物です。






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最終更新日  2009年06月14日 13時52分56秒
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