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May 4, 2012
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カテゴリ: 本・映画・DVD


昨日の「私と娘の共通点は・・・」の続き、

子どものころ大好きだった本についての

2つ目の日記を書いて、しばらくちゃんとアップされていたんですが、

なぜか1日たったらなくなっているんです

どこにもないの!

ブログの管理設定ページの「最終投稿日」と「投稿回数」のところにはしっかり記録が残っているのに・・・

今3つめを書こうとして気付きました。

こんなこと初めてです。

昨日と同じようには書けないですがとりあえず、書き直しです


おおげさなタイトル「運命の出会い」をした本というのは、

たぶん知っている人ってそんなにいないのでは?と思われるこちら↓

  • 006.JPG


フィンランドのトペリウスの童話です。

タイトル「木いちごの王さま」以下4つの童話が収録されています。

この本は「母と子の名作童話集」というシリーズで全50巻もあります。

1巻から順番に買っていってもらって家にはほとんどがそろっていた、というのならわかりますが、

ほかにも「小公女」とか「マッチうりの少女」とか「ピノキオ」など有名な童話がそろっている中、

なぜか持っていたのは中途半端な第29巻、この「木いちごの王さま」1冊のみです。

母は私が本屋でこれがいいと選んだんだろうといいますが、

一応絵より字のほうが多い児童書ですから、

絵本と違ってぱぱっと中身を全部読んでから買ったとは思えないですし、

子どもらしく表紙のきれいな絵に惹かれたとも思えない、

なんてったって地味なおじいさんの絵の表紙ですもん。

でも、子どもだった私はこの本が欲しくて買ってもらい、

さらに、大のお気に入りの童話で何度も繰り返し読んだ本なんですよね。

確かに素朴でほのぼのとしたお話ばかりで大人になった今読んでも好きなお話ばかりではあります。

絵も素朴で大好きでした。こんな感じの絵です↓

  • 005.JPG



森に木いちご摘みに出かけて迷子になってしまった主人公の姉妹、

アンナとテレサが、森の木いちごの妖精(といっても、おじいさんなんですが)の魔法で

晩ごはんに「バターつきパンととりのフライとミルク」(原文まま)と、

朝ごはんに「ミルクコーヒーとブドウパン」(原文まま)を出してもらうシーンが大好きだったのをよ~く覚えております。

そこだけで?!って感じですが、たぶんそういうことかと(笑)

「木いちごの王さま」の次のお話でも、

主人公のパーボが「コロッケ」を食べるシーンがおいしそうで大好きで・・・

なんなんだ、いったい?!子どもころの私って飢えてたのか?!

(母がそんなはずないでしょ!と本気で怒りそう・・

まぁ今でも食いしん坊でダイエットなど絶対できない私ではありますが、

それにしても自分の子どものころのお気に入りの基準がちと情けない・・

どこがこの本との「運命の出会い」なんだかと、

おおげさなタイトルからどんどんずれていってしまいましたが、

話を戻しまして、

それだけ大好きだった本なんですが、

この本は友だちと本の貸し借りをしているうち、なくしてしまった本の中の1冊なんです。

昔は子どもどうしで本の貸し借りってとても頻繁にしていました。

(娘の時代にはそんなのまったくなかったけどね)

すごくお気に入りだったのに、どんどん次の本、次の本、と読んでいったこともあるだろうし

たいして気にすることもなく、そのまま忘れてしまいました。

そして自分が小学校に入ったばかりのころから年月がう~んとたって、

自分の娘が小学校に入ったときに、

この本と「運命の出会い」をしたんです。

学校の図書館

ではなくて、もうちょっと地味に(笑)

娘が1年生のクラスの教室の片隅に、

家でいらなくなった本を持ち寄って作られた「学級文庫」で。

娘が入学する前からずっと低学年のクラスには学級文庫があったんですが、

もうだいぶ前の分(卒業していった子が持ち寄ったものなど)からのものがあり、

懇談会の席で先生から「古くて処分しようと思っているものを分けてありますので、

もし気に入ったものがあればお持ち帰りください」といわれ、

なにげに見に行ったらその「処分の箱」の中にこの本があったというわけです。

記憶が一時に戻り、あまりのなつかしさに真っ先にこれに手を伸ばしていただいて帰りました。

そのときからも早15年、大事にしておりますが

楽天にもちゃんとありました↓



だから買おうと思えばいつでも買えたってことなんでしょうけど、

文章は私が子どものころに読んだ古い本のまま、岸田衿子さんでも

主人公の姉妹の名前が「テレサとアンナ」ではなくて「テッサとアイナ」となっていたりします。

今の時代、海外の発音もなるべく忠実に訳すようになっているのだろうし、

また、他の作品の中には今では使えない言葉も出てきたりしますので

文章全体、現代向けに直されているのかもしれません。

また挿絵も私の本は中谷千代子さんですが、

今のものは「ぐりとぐら」で有名な山脇百合子さん。

なので新たに買っていたとしても「なんか違うなぁ」と思ったかもしれません。

だから、昔のままの本を手に入れられたことは

やっぱり運命の出会いだったのかも。








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最終更新日  May 4, 2012 01:37:51 PM
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