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「みんなで考えるピースワークショップ」として、奥本京子氏(トランセンド研究会、大阪女学院大学助教授)によるワークショップがあった。まず「平和学」というものについて。平和学は健康学(医学)と似た所がある。健康学は、健康という概念を追い求め、それが失われた時にどう回復させていくかを考える。平和学は、平和という概念を追い求め、それが失われた時にどう回復させていくかを考えるものである。ところで、平和の反対語は? 戦争あるいはもっと広く言うと暴力。暴力は氷山にたとえることが出来る。水面上の目に見える(全体のほんの一部の)直接的暴力(戦争、自殺など)、浅い水面下の構造的暴力(差別、軍備など)、深い暗い水面下の文化的暴力(男尊女卑、無関心、風土、習慣など)がある。平和といっても戦争がない状態である「消極的平和」と、構造的暴力がない状態の「積極的平和」がある。ところで、トランセンドとは超越するという意味で、知的なジャンプをすること、ひとつの事実を様々な角度から見ることをしていく。知的なジャンプとは?例えばあなたが南極点に立っているとする。そこで、「50cm動いてください、ただし北に向かっては行かないで下さい。」と言われたときあなたならどうするか?そう、上空に向かってとりあえずジャンプするんだ!八方ふさがりのような状況にあってふと目をあげて違う視点で見る、このジャンプを知的なジャンプと呼んでいる。「紛争(confrictコンフリクト)」の暴力的解決は戦争やいじめになる。では平和的解決は・・・話し合い、対話。ここで「交渉」というのは駆け引きが入ってくるので平和的解決には入れない。トランセンドでは紛争は"チャンス!"として捉える。トランセンドの例として、1つのオレンジを7歳の男の子が2人で分ける場面を考えてみる。1つのオレンジを前にした2人の男の子はこれからどうなるでしょう?ここでグループごとにいろんな意見が出された。・じゃんけんをして勝ったほうがもらう。・2人の間で力の強い方の子が全部取ってしまう。・半分分けする。・大人など(権力)に訴え仲裁してもらう。・争っている間に第3者に持って行かれる。・2人で食べて、種を植えて何年か後には実がなるので2人で腹いっぱい食べる。などなど。では、これらの中で2人の満足度はどうだろうか?A君の満足度とB君の満足度をたて横の軸にとってみるとどうだろうか?A君B君ともにおおよそ50%の満足度なら妥協ということになる。2人とも100%の満足度、さらには+αが加えられるような方法は見出せないだろうか?ここで抑えておくべきポイントは「狙いは何か?」「当事者は誰か?」「第3者は?」2人が対話を重ねることによって2人の距離が縮まっていく。時間制限付でいったん2人ともがそこから撤退することも1つの手段だ。平和的手段による紛争転換には、紛争当事者へのAttitude(態度)共感、Behavior(行動)非暴力、Contradiction(矛盾)創造性が必須の要素としている。もう一つの例が出された。祖母の形見の真珠のネックレスを姉妹2人に与えられた時、どうしたらいいか?ひとりひとりが身近な紛争を(単純なものから)探し、分析し、それを「トランセンド」してみてはいかが?
2005.05.28
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先日のこと。家で何となくテレビを観ていた。臓器移植希望の方が脳死になってから、コーディネーターの働き、そして実際にそれぞれの臓器が、待ち続けていた患者に移植され元気になる様子までを追っていた。家族が「自分もああなったら、臓器提供してもらお・・・。」とつぶやいた。とっさに「わたしも・・・」と言おうとしたが、躊躇してしまった。わたしが死んだら、魂は天に行くし新しい身体ももらえる、と信じているはずなのに、死んだ身体に執着していることが、おかしくもあり悲しかった。家族は続けて「そのためには健康な臓器にしとかんとなぁ。」と言った。「そうやねぇ。わたしも、使ってもらえるもんなら使ってもらったほうがいいなぁ。」と言うのが精一杯だった。こんなことを話していたからといって、正式に公に「意思表示カード」で意思表示しているわけではない。なんとも情けない、無責任な話かもしれない。でもこうして、同じ番組を観て意見を述べ合い、口頭であってもお互いの考えを出し合ったという貴重な時間だった。心停止後にしろ脳死にしろ、覚悟を持って意思表示できるのは、いつのことやら。
2005.11.07
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この日が来るのを 確信していましたあなたが彼女の心を しっかり掴んでいてくださりたくさんの人を用いてこの日を用意してくださいました悲しみでいっぱいだった彼女の心を 喜びで満たして下さって ありがとう思い煩っていた彼女の心に 希望を与えて下さって ありがとう あなたが彼女の心に 御霊を贈ってくださった日御霊が永遠に 彼女を守り導いてくださいますようにわたしにとっても 大きなプレゼントの日でした
2005.05.22
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